2023年10月9日、気象庁は北海道や東北地方に発表していた津波注意報を約7時間ぶりに全て解除しました。日本海溝・千島海溝で地震が発生した際の「後発地震注意情報」により、今後1週間、巨大地震に備えるよう指示が出されています。この地域では過去に大地震の前兆とみられる事象があり、防災対応の強化が求められています。具体的対策には、避難準備、家具の固定、水や食料の確保、携帯の音量調整などが含まれています。

政府の試算では、最大クラスの地震で19万9000人の死亡が予測されるが、適切な対策で8割の減少が可能とされます。

気象庁の注意報解除は、ひとまず安心感をもたらしましたが、この「後発地震注意情報」が発する警告には真剣に耳を傾ける必要があります。2011年の東日本大震災や1963年の巨大地震の歴史が示すように、日本海溝・千島海溝地域での震源地活動は警戒を怠るべきではありません。政府は防災体制の強化を促していますが、これは表面的対応に留まってはならず、真の備えへと進化する必要があります。まず、地域住民への防災教育の徹底および実地訓練の実施が不可欠です。次に、放送の充実やコミュニティの連携強化を通じて、迅速な情報共有体制を構築することが求められます。さらに、地震解析技術の進化を図り、予測精度を向上させることが長期的には不可欠です。

このような取り組みにより、「備えあれば憂いなし」という価値観が災害対応の中心に据えられるべきです。充分な事前準備と迅速な対応こそが、多くの命を救い得る鍵となるのです。

ネットからのコメント

1、深夜、寒さの中での避難、ほんとうにお疲れさまでした。言葉では失礼かと思いますがまずは、休息をとられてください。自然の恐ろしさを改めて感じ真夜中の揺れ、足元悪い中での避難など日頃からの備え、シュミレーションをしっかりしていきたいものです。

2、震源付近の方々、夜間の寒い中、さぞ不安だったでしょう。被害が小さく収まることを切に願います。後発地震注意とのこと。この機会に地震に対する備えを確認したいところですね。

3、地震は本当に突然起きますね。関東在住ですが今まで経験の無いようなゆっくりゆらゆらとした変な揺れ方でした。被災された地域の皆様にお見舞い申し上げます。とりあえず津波警報が解除になり良かったですが、後発地震の可能性もあるとの事で気が休まらないと思います。地震活動が収束することを祈ります。

4、函館に先月仕事を決めて引っ越した親戚の男の子が避難して、夜中一時に部屋に戻ったと。

社員寮とまでは聞いていなかったから、先導してくれた方々がいて良かった。他の方々もご無事でありますように。