フジテレビの情報番組「サン！シャイン」は、昨年春にスタートしたものの、わずか1年での打ち切りが決定しました。視聴率は初回こそ4.0％だったものの、その後は2〜3％台に低迷し、主要な視聴者層が不明確であったことが敗因とされています。新番組の導入ではなく、「めざましテレビ」と「ノンストップ！」の延長で対応することが報じられ、フジテレビの編成戦略の迷走を示唆しています。

他の昼間帯番組も視聴率が低迷しており、テレビ局全体の負の連鎖が指摘されています。再構築が求められる現状ですが、スポンサー復帰の遅れや守りに入った番組制作も課題となっています。

フジテレビの「サン！シャイン」の打ち切りは、視聴者から期待される内容を提供できなかった結果に他なりません。まず、どの世代の視聴者をターゲットにするかはっきりしない番組構成が、高視聴率を狙えなかった最大の原因です。テレビ番組が成功するためには、明確なコンセプトとコアターゲットへの明示が必要不可欠です。次に、視聴率の低迷を放置し、何の改善策も講じなかったことも問題です。競合局がターゲットを明確にし、コンテンツ力を強化している一方で、フジテレビは過去の栄光にすがり過ぎたと言わざるを得ません。打ち切りに至る事態を回避するためには、まず視聴者のニーズを的確に把握し、それに基づいた番組制作を行うべきです。

また、編成上のフレキシブルな対応を可能にするためには、仮説検証を素早く行い、視聴率データをもとにした迅速な改善提案の実施が求められます。さらに、強力なコンテンツの開発と共に、キャスティング戦略の見直しも必要です。テレビ界は変革の時代にあります。今のままでは、視聴者の心を掴むことは難しいでしょう。視聴者ニーズをしっかりと理解し、それに応えられる番組制作が求められています。

ネットからのコメント

1、フジの番組って３０年位変わらない印象ですね。めざましとか、いっつもエンタメでつまらないし、ぽかぽかの演出も古い。スタジオセットもゴテゴテした飾り付けが昔のまんま。と言っても夜の番組表を見れば、各局衝撃映像、動物動画、どっかで飲食店探しに浜ちゃんと池上解説で２時間超番組ばっかり。さすがに飽きます。ホントに地上波は見なくなりました。

2、ワイドショー自体がオワコン。どの局見ても同じ内容と同じようなメンツ。コメンテーターも使い回してズレた解答ばかり。娯楽番組のネタも尽きて、昭和生まれの私からすれば、コンプライアンスで萎縮した出来で面白くない。

ハッキリ言えば、不適切にもほどがあるくらいが丁度いい。ニュースもAIの方が適切に伝えれるし、綺麗なアナウンサーもAIで作れる。

3、再放送見たが『白い巨塔』は素晴らしかった。NHKの大河をも凌ぐようなスケール感、重厚感、センスがみなぎっていた。当時「やっぱりさすがフジテレビだな」と思ったのを思い出した。あの頃は迷ったらフジテレビにしておけば間違いはないという時代だった。栄枯盛衰、諸行無常ですな…

4、「ぽかぽか」の方が、先に終わると思った。発起人の前社長も居なくなり、スタッフ・アナウンサーから、オンラインカジノでの逮捕者続出の時点で、墜落・沈没・試合終了でしょう。喪黒福造のような、可愛さのカケラも感じられない番組キャラクターと言い、これまでの企画の数々と言い、投げやりな、やっつけ仕事感がいっぱいです。