この事件は、小学校での「朝の会」の時間に発生しました。23歳の男性教諭が61歳の校長に対して、大声で叱責したのです。前日、クラスで起きたトラブルについて校長に相談を持ち掛けたものの解決が図られず、この日の始業前に結果として朝の会に遅れる形になりました。教諭は遅れた責任が校長にあるとして、校長に児童に対する謝罪を求めましたが、その謝罪が自身の想定と違うことに不満を覚えました。
この教員の大声による叱責は、子どもたちの前で起こり、一部の児童が泣き出す結果となりました。市の教育委員会は21日にこの行為について、教諭を減給1カ月の懲戒処分とすることを決定しました。
教職という立場にありながら、公共の場で校長を叱責するという行動が取られたことは驚くべきです。教育の場において、教諭が抱える責任とストレスがいかに大きいかは理解できますが、大人の対話で解決できる問題を児童の前で激化させたのは許されるべきではありません。制度上、教員が抱える問題を相談し解決に導くシステムが機能していない可能性があります。この事案においては、以下の改善策が考えられます。まず、教職員間のコミュニケーションを円滑にするための研修を定期的に実施することです。次に、教職員が抱える問題を外部に相談できる専門機関を設置し、役職にかかわらず相談ができる体制を整えることが重要です。
そして、校長や教諭間の信頼関係を深めるためのチームビルディングを促進する制度を導入することも考慮すべきでしょう。教育現場は、何よりもまず子どもたちが安全かつ安心して学ぶ場所であるべきで、内部の不備が子どもたちに影響を及ぼすことがあってはなりません。
ネットからのコメント
1、前にも投稿しましたが、自分たちが大学出た時教員の採用は1000人以上が受験して採用数60人にも満たない氷河期時代でした。私は10年近く試験を受け続け採用されましたがそれでも13倍の合格率。そして合格するまでにとても優秀な先生方が採用されず別の仕事に就かれました。子供の人数が少なくなるのは分かりきった話なのに。このような政策を進めて今になって数百人以上の採用にする。そして夢を諦めた方に今になって声をかける。かけられた方はどんな思いなのだろう。毎年定数を変えずにしておけばこんな先生採用されることはないです。よく同年代の先生と話をしますが、昔だったら絶対採用されない人が採用されるようになり、力のある先生が辞められていく。指導の質が下がるのは当たり前です。
2、減給1ヶ月だけですか…県教委、相模原市教委は甘いですね。夫婦の喧嘩を子どもに見せただけで心理的虐待として児童相談所に通告されるのに?泣き出す子もいたんでしょ?これも児童への虐待では?新卒にも関わらず、校長に対し児童の面前でハラスメントを行い、実際に児童を傷付けているわけですから、免職で良いのではないですか?きっと本人も反省なんてしていないでしょうし、今後被害者を増やさないためにも厳しい処分が必要です。
3、この教員に、今の学校教育の全てが詰まっているように感じます。学校で厳しいことが言えなくなり、必要な躾や生活習慣の指導ができなくなり、言った者勝ちの構図が出来上がり、正しいことを言ってもまともに受け入れることができない。普通の指導をすれば親が出てきて理不尽なことを言い、その生徒は当たり前の価値観が身につかない。そして、そういった人たちが社会に出てこういったことを起こす。これからこういった人たちがどんどん増えますよ。
4、いずれ大きな不祥事を起こすタイプだから、辞めた方がいい。まだ若いし、職業はいくらでもある。
パーソナリティが今後の人生で大きく影響しそうではある。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f24db35e8d2c1f1e4e7b700644996e1a466f2ba1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]