自民党と日本維新の会が提出した衆院議員定数削減法案が、NHK「日曜討論」で議論の中心となった。法案は、1年以内に結論が出ない場合、小選挙区25と比例代表20の議席を自動削減する内容。野党は、この削減案が拙速であり、十分な議論を欠いていると批判。民意の多様化により政党が多党化している現状に対して、質の高い議論の必要性を訴えた。
さらに、過去の定数削減が社会を改善していないことが指摘され、議員数削減により権力の固定化を招くとの懸念が示された。

議員定数削減法案は、自動的に削減を進めるという短絡的な手法により、多くの批判を集めています。商業的で裏金による問題が未解決な状況で「身を切る改革」を名乗ることは、市民を欺く行為です。制度の本質的欠陥は、政府が熟議を避け、民意を無視している点にあります。解決策としては、第一に現行の選挙制度の徹底した再検討が必要です。第二に、献金や裏金問題を含む透明性及び倫理の改善を急ぐべきです。さらに、議論の場を広げるために国民参加の形を設け、信頼の回復に努めるべきです。この法案の推進は、民主主義を軽視し、力による支配を奨励することに他なりません。多様性を尊重する政治のあるべき姿を取り戻すことが社会全体の未来を豊かにします。
ネットからのコメント
1、本当にやるかどうかは分からないが、一年という期限を設けるのは賛成。期限を設けなければ、とりあえず議論しました、で終わるだろう。民主党政権下でも言っていたが、あれから10年以上経つが何かやったのだろうか?やらない自民もそうだが野党も何ら議論もしない。週刊誌報道で国会を停滞させる時間があるなら定数削減の議論も出来ただろうに。これから一年間、みっちりとやれば良い。揚げ足取りやクイズの様な質疑をする時間があるくらいだから幾らでも時間はあるだろう。
2、比例でしか議席を取れないところほど騒ぐ。今、早期退職者募集の報道がされてるが、肥大化している議員もスリムになるべき。定数削減を利用して一票の格差を解消させれば、一石二鳥だと思う。これこそ国民の声に応える政治だと思うが、これをすると、格差解消を主張する団体の一部が、国民の声が反映されなくなると反対しそう。
3、不祥事で辞任した議員の議席を減らすというのはどうでしょう?その困った議員がいなくても困らないでしょうから、そのまま1議席減らしましょう。
その地域の有権者には申し訳ないですが、困った議員を選んだ責任がありますから、そのまま補欠選挙なしで。でも大丈夫です。どうせその困った議員は有権者の話なんて聞いていませんから、実質影響なしです。次の選挙の際に票の格差を考慮して、減った議席の分、全国の区割りを見直しましょう。困った議員が所属していた政党は責任がありますからその話し合いには不参加ということで。党執行部はその程度の責任を負った方が良いです。そうやって少しずつ減らしていけば、流石に1割減る前には困った議員もいなくなるんじゃないでしょうか?
4、国政改革の為、議員定数削減は多くの政党と議員が唱え、そして国民が願っていた事だ。今更1年では結論が出せないという事は、口先だけで唱えてやる気が無かっただけだ。1年は長い十分検討できる。1割が不満なら2割でもいいのでしっかり議論して改革の先駆けとして欲しい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/68fcd5e2c375a20f746fcf84b010925703d8e119,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]