鈴木憲和農相は、2023年12月12日の閣議後会見で、今年を表す漢字として「苗」を選びました。この選定に関し、ネット上では多様な反応が寄せられています。鈴木氏は、米の話題性を理由に挙げ、政策が「苗」の状態であり、収穫するためには育てる必要があると説明しました。また、「苗」の背景として高市早苗総理の名前を挙げることも言及しました。
しかし、インターネット上では、「苗」選定は政策のスピード感欠如を象徴している、即効性のある支援が求められているなどの批判的意見が多く聞かれています。

鈴木農相の漢字選定に深刻な批判が集まる背景には、現行の農業政策がいかに国民の切迫したニーズと乖離しているかという問題があります。現状、回復期を待つ余裕はなく、即座の政策が必要とされています。この「苗」という比喩は、長期目標よりも目の前の問題に対しての無感性を示しています。まず、国民に必要なのは具体的な支援策です。次に、業界団体への依存は止め、より国民視点の政策策定を行うこと。そして、政策実施の加速を図り、現実問題にもっと即応する態勢を取るべきです。無論、農業の未来を考えることは重要ですが、現実的には国民の切迫した要求に向き合う姿勢が求められており、この乖離こそが政策への信頼を削ぎ、そして「苗」の選択が象徴する政治の異常性を浮き彫りにしています。
ネットからのコメント
1、おこめ券であからさまに生産者やJA、JAを取り巻く業者などを保護しようと画策したが、その姿勢を見抜かれ、券自体も額面通り使えず額面との差額が発行業者の利益になることへの疑義もうずまいてきたため、おこめ券がどれだけ活用できるかと云う見通しも立たなくなり、結局業者保護などの目論見は外れそうであり、券を配布されたとしても、高い新米に使われそうな見通しも立たず、つまり誰の役にも立ちそうにない絵に描いた餅で終わりそうな予感がします。
2、現内閣は、物価高対策が最優先と言う割に、国民が疑問視することしかしようとしない。なぜお米券ではなく価格を下げないのか?国会答弁でも「農水相が好きなお米券…」とか言ってる場合ではなく、もっと真剣にスピード感を持って具体的に話を進めてほしいです。
3、「鈴木大臣の米政策に賛成です」と言っている人の気がしれない。額面通りに使えるわけではない、例えば500円→440円分しか使えないとか、コメ農家にも配って何の意味があるのか?一番思いが強いのがおこめ券に期限を設ける愚策。
例えばだよ?高齢者世帯に配布されました、それをどこかに置き忘れてしまったとする。見つけたときには既に期限切れ。そうすればおこめ券自体も無駄だし、作成したお金も無駄になる。それだったらプレミアム商品券なり現金給付の方が即効性はあり使いやすいのでは? 個人的に鈴木大臣の考えについていけない。全く即効性の事を考えていない。軽く考えているんだよなぁ…知らんけど。
4、米が売れなくて米屋が困ってる。新米をうたえなくなる来月辺りから下がって庶民価格になるの言われ始めてたこの時期に無駄な税金をばら撒く事になる。⋯やっと下がり始めてた米価が再び上がりましたね。全農と共謀しての高止まりを狙った政策は残念ですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4cfcfffb02c684c83b7ecb7a5a2f08a4be9f6934,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]