11月中旬、兵庫県西宮市で日本郵便の配達員が、配送先で女性に対しわいせつな行為をし発覚しました。被害者は自宅でネット注文品を受け取る際、配達員から突然抱きつかれ無理やりキスをされました。幼い子どもが室内にいたため、妻は恐怖を感じたといいます。事件後、女性の夫Aさんは日本郵便に説明を求めましたが、配達員の謝罪以上の適切な対応は見られず、Aさんは強く憤っています。

現在、Aさんは警察への被害届提出や民事訴訟を検討しています。日本郵便は配達員の処分と再発防止を約束しましたが、現実の対策に疑問の声も上がっています。

この一件は、日本郵便の組織的な問題を浮き彫りにしています。顧客の自宅に出入りする配達員が含まれる組織である以上、社員教育と監視体制の不足は看過できない問題です。内部からの声にもあるように、職場における風紀やモラルが既に低下している危険な兆候があります。その背景には、社内の規律が緩み、一部の不適切な会話や行動が許容されている構造的問題があります。このような状況を是正するために、まず従業員の監視と評価を厳格化し、問題が発覚した際の透明性を高めることが必要です。また、心理的チェック導入や教育プログラム強化により、適正な社員確保を怠らない姿勢が求められます。

さらに、事件発生後の迅速で誠実な対応を標準化し、被害者への徹底したフォローを行うことで、信頼回復へ一歩を踏み出すべきです。公の安全を守る使命を負う組織である以上、全社的改革が期待されるのは当然のことです。

ネットからのコメント

1、今回は社員いわゆる郵便局員ではなく委託会社の従業員ですよね。それでも日本郵便の物を配達していれば日本郵便の配達員と表記されますから間違いではないんでしょうが…何が言いたいかというと委託会社の従業員に今回のような人間が混じっていても日本郵便の直接雇用ではないので防ぎきれないと思います。委託会社が従業員の質を向上させるような取り組みを継続して行うことが出来ないと同様の事案が再発するような気がします。

2、郵便局や配達会社の制服を着ている人は玄関を開けて応対してAmazonなど私服で本当にAmazonの配達員なのかわからない人には玄関前に置いておいてもらうようにしてます。こういった事件があると制服を着てるからと言って信用できなくなります。全て置き配にしてもらおうかな。

3、ありえない事件だとは思うけど、会社として教育をどれだけしても完全に防ぐことは難しいですよね。いい年こいて配達の仕事やってくれる人ってなるとこういう人もやっぱりいますよ。配達員の余計な労力を省くだけでなく、自衛のためにも置き配や宅配ボックス、営業所止めなどを利用したほうがよいと改めて感じました。

4、自分は昔、郵便配達をしていた元職員です。配達地区の中には用心深い人が多い所があり、宅急便です！と言ってもドアを開けてくれなかったという。しかし我々が郵便局です！と言うと、必ず開けてくれた。それほど郵便局は信頼があったといえる。こういう輩がいると、日本郵便の信頼は失墜してしまうし他の真面目な職員たちが迷惑することになります。