事件概要:長野県の「霧ケ峰高原」は、三菱電機のエアコン「霧ヶ峰」の名前の由来となっている。1967年に発売されたこのエアコンは、当初から「霧ケ峰」「上高地」「軽井沢」「志賀」など信州の避暑地を名称に採用しており、現在では「霧ヶ峰」だけが残っている。「霧ヶ峰」は、標高約1600メートルの涼しい高原のイメージを反映し、製品開発当初の別荘ブームと避暑地の人気を背景に名付けられた。
エアコンのスタイルは時代とともに進化し、今では主流の壁掛けタイプとなり、2024年には累計生産台数4400万台を超える人気商品となっている。
コメント:「霧ケ峰」というエアコンが成り立った背景には、日本の高度経済成長期における避暑地ブームや、三菱電機の製品開発に対する情熱が反映されています。しかし、過去には「上高地」や「軽井沢」など、同じように信州の名所がエアコン名に使われたことがあったとは、ほとんど知られていません。製品が時代の変化に合わせて進化し、需要の変動により他のブランド名が消えていったことに、社会の変遷が映し出されています。信州の自然美とエアコンが結びついていることに、地域の誇りや文化的価値を感じさせられます。しかし、今後も他の避暑地や自然との繋がりを大切にしながら、製品開発を続けていくことが重要です。
ネットからのコメント
1、霧ヶ峰、もうこれだけ長い間エアコンの前として使われていると、一般名でもすぐエアコンと連想できる位になり、ブランドとして定着しますね。1つの名前ずっと使い続け、高品質な商品を提供し続けているとここまで来ると言う見本だと思います。
霧ヶ峰がなぜそんな名前になったかなんて、今はもう誰も考えない位当たり前の名前になって言うところが本当に凄いところだと思う。
2、私も実家は霧ヶ峰の麓、広島市内在住でエアコンは霧ヶ峰愛用中です。なんでかなぁ、道歩いている時にエアコンの室外機を見ると必ず霧ヶ峰かチラ見してチェックしてしまいます。結構使ってくれている家があって生まれ故郷出身者としては嬉しくなっちゃいます。
3、上高地、軽井沢、志賀、霧ヶ峰。語呂と冷涼感、製品ブランド名としてみると、霧ヶ峰がトータルで一番かな?と思う。たまたま霧ヶ峰が壁掛け型のブランド名に使われたのは良かったね。
4、小さいころからテレビで♪き~り~が~みね♪というフレーズでCMがよく流れてましたね、めっちゃ記憶に残っています。この名前だけが残ったのはこのフレーズがさわやかな高原の風をイメージさせて絶妙にマッチしていたからでしょうね。上高地とか軽井沢だと既に強固なイメージがありますし、音感的にもCMにするのが難しそう。それほど全国的には有名でない霧ケ峰高原を使った当時のメーカー社員たちのセンスが良かったですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9f535603b2cc3ac37051ee76f65bf62aafaa424e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]