F1今季最終戦となるアブダビGPの予選が6日に行われ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがポールポジションを獲得し、角田裕毅も10番手でグリッドを確保した。本レースは角田にとって正ドライバーとしての締めくくりでもあり、フェルスタッペンの逆転ドライバーズチャンピオンを狙うためのサポートに徹した。予選中、角田は3回目のフリー走行でアントネッリとの接触事故でマシンにダメージを負う不運に見舞われるも、Q3ではフェルスタッペンにスリップストリームを提供してアシスト。
フェルスタッペンから「素晴らしいチームプレーヤーだった」と感謝の言葉が述べられた。なお、角田は来季はリザーブドライバーとしての役割に転向することが決まった。

角田裕毅の来季リザーブドライバーへの降格が確定した今、彼の意義ある貢献を称えるとともに、現代F1の構造的な問題を直視する必要があります。ファンや関係者の間では、速さと潜在能力を持ちながらも厳しい生存競争に晒されるドライバー達の待遇への不満が聞かれます。この状況は、単にチーム内の優劣を超えて、F1の体制に本質的な問題を抱えていることを示唆しているのではないでしょうか。
縮小し続けるドライバー枠や、タレントよりも「経済的要因」が登場選手に優先される傾向は、純粋な競技精神を損ねるリスクを高めています。現F1が真に公平な競争を実現するために、まずは採用基準の透明性を向上させるべきです。
また、若手ドライバーにもっと継続的に成長できる参戦機会を設ける「セットアップレースの導入」、あるいは適切なサポートを提供する育成プログラムの強化が必要です。彼らの力を最大限に活用し、興行と競技の本質を両立させるためにはこれらは不可欠です。
F1が全ての才能に平等な挑戦の場を提供する未来を目指すべきです。それこそが競技としての真価を取り戻し、世界中のファンを魅了し続ける鍵となるのです。
ネットからのコメント
1、日本人らしいよね首にしたチームのために最後まで黒子に徹する涙ぐましいよまじで追突されて修復して10位おそらくトウしなければアタックしてハジャーより前にはいけたはずがマックスのチャンピオンのために自分を犠牲にしてスリップストリームつかわせてポールなかなかできることではない決勝は一桁順位に入りさらにマックスチャンピオンで二人ならんで笑顔をみたい
2、本人チャンピオン取れるかどうか、しかもかなり厳しくてチームメイトとはいえ他の人のことに気が回るような状況じゃないはずなのに⋯と思ったけどこれがチャンピオン経験者の余裕なのかも、とも思った。
追われる立場のノリスの方がプレッシャーかかってるのかな。でもそれよりもフェルスタッペンから角田に対してのコメントってそんなに多くなかったからそれを聞けてよかった。
3、VERは新型フロア、角田君も新型で前日から改善してFP3はS2全体ベスト連発、良い流れだったね。メルセデスとの接触でダメージ→旧型フロアに交換、これでいきなり予選を走ってQ3なら充分才能を証明できている。今シーズンの角田君、あのままVCARBであれば今頃...と言う声があるけど、このレースに限って言えばVERと同じ新型フロアのままであれば、ここ最近のVERから0.3〜0.4sec遅れでラッセルの上で角田君が決勝P4、前にはMcl2台、0.5sec遅れでもP5。マックスをサポートするのに戦術の幅は広がる。もう一つの並行宇宙、見てみたかったな。今回チームのミスは無い外部からのトラブルだから、つくづく巡り合わせがなぁ......で、これで厄は出し切ったろう!今夜は角田君の好きな数字が3つも並んだ111戦目、Show us a Great Rrace!
4、角田君もチームに対していろいろ思うところや言いたいことあるだろうけど最後までチームとマックスのために走る姿勢は泣けてくるね…。やはりプロならば最後の瞬間まで全力で仕事をするのは当たり前だしレギュラーシートを失うからと言って手を抜いたような走りをするようなドライバーは欲しがらないはず。トラックリミット取られタイムを抹消されたのは残念だけどどの道順位は変わらないし、マックスへトウを与えるなどしっかりと予選では任務を遂行したと思う。そういうのも含めて見ている人はちゃんと見ているし現場にいる人達は分かっているはず。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/cc7c3514aa2b8ac8c11e1769d131e1e32fdfdfb0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]