FC大阪は2023年11月7日のJ2昇格プレーオフ準決勝でツエーゲン金沢を1-0で下し、決勝進出を果たしました。この試合は鳥取のAxisバードスタジアムで開催され、試合の決定点は後半15分にFW島田拓海がクロスボールを押し込んだものでした。しかし、PO決勝も同じく鳥取で開催することとなり、本来地元である東大阪での開催が叶わない状況です。
花園ラグビー場を確保できず、再び200キロ離れたスタジアムでFC大阪は戦わなければならないことに、ファンから疑問や不満の声が多数寄せられています。FC大阪の近藤祐輔社長は、この異例の状況について謝罪し、支援してくれる観客や関係者に感謝の意を述べました。

スタジアム確保の問題が浮き彫りになったこの事態は、クラブ運営やリーグの組織体制に関する根本的な問題を指摘します。本来ホームゲームとして予定されていた試合が200キロも離れた場所で開催されるというのは、クラブ、選手、そしてファンにとって大きな負担です。まず、スタジアム敷地利用の柔軟性を高めるため、クラブと地域社会が連携し、地元のスポーツ施設の優先利用に関する契約を見直すことが必要です。次に、日本全体のサッカー施設の整備が進むことが求められ、地方都市にも大型イベントを開催できる多用途スタジアムが増えることが望まれます。
また、リーグが統括する形でのチーム間施設貸借システムの導入も有効でしょう。このような問題を真剣に対処しない限り、クラブの成長と地域密着型スポーツの推進はおぼつかないでしょう。全ての関係者が安心して試合観戦に臨める環境整備が、早急に求められます。
ネットからのコメント
1、そもそもJ2に上がる資格がないというか、この状態で昇格をJリーグ側が認めてるのが問題。まず最低限の土俵は整えましょう。こういうことを認めてるからライセンス問題を先送りしてもいいだしょと開き直ることになる。
2、少なくとも東大阪市民の信頼は無くしたね。地域密着がJリーグのテーマなのでは。ラグビー場だから大会が被って試合が出来ないのは納得出来る。ただ、大阪と名乗っている以上は大阪府で試合がするのが筋であり、最悪でも関西圏で行うのが普通でしょう。今回も鳥取なら明らかに探す気が無いのが証明されたので選手には悪いが応援する価値が無いチームでホームタウンの東大阪から撤退して和歌山県をホームタウンにした方が人気が出ると思う。
3、ガイナーレ鳥取に試合会場提供の感謝を述べてるけど、バードスタジアムの管理者は「鳥取県サッカー協会(所有者は鳥取市)」なので本来はそっちに謝辞を述べるのが妥当では?試合運営(設営など)をガイナーレ鳥取が手伝っているんだったら、それはそれで謝辞を述べるべきだと思う。
記事の表現だと、バードスタジアムがあたかもガイナーレ鳥取の所有と誤解を招く恐れがある。
4、もし金沢から全て鉄道利用で行った場合、どうなるのか・・と調べたら、新幹線を含めても6時間以上になるイメージでした。にも関わらず、たくさんのツェーゲンサポさん。ちょっと感動しましたが、やはり気の毒にも思いました。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/153d508568e8c76b98d087d407adad4eb5f29316,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]