テレンス・クロフォード(38歳、米国)が、プロボクシング界を去ると報じられました。彼は史上初めて3階級で4団体統一王者となり、キャリアを通じて42戦無敗という圧倒的な成績を残しました。9月にラスベガスで行われた試合でサウル・アルバレスを判定で破り、その偉業を達成。その後、クロフォードは「これ以上証明するものは何もなく、偉大な存在として去る」と自身のSNSで発信しました。
しかし、今月3日、WBCは、クロフォードが過去2試合で試合料を支払わなかったことを理由に王座を剥奪。これに対して、クロフォード側からの返答はなく、彼は3団体王者として引退することになりました。

クロフォードの引退は、ボクシング界に巨大な虚空を残す。しかし、WBCの王座剥奪の背後にある問題は、ボクシング業界全体の制度的課題を浮き彫りにしている。まず、選手と団体間の報酬管理が適切に行われなかったことで、競技の公正さが損なわれた。次に、団体側が選手への通知や交渉プロセスをどのように改善すべきかが問われる。解決策として、1つ目に透明性のある報酬制度の導入。2つ目に、選手とプロモーター間のコミュニケーション強化。3つ目に、問題発生時の独立した第三者機関による調停制度の確立が求められる。このような問題が拡大すれば、ファンの信頼を失いかねない。
業界は今、この教訓をもとに、自らの誠意と信頼を再構築する時期に来ているのだ。
ネットからのコメント
1、最強だしカネロ倒した時点で大きく目指すようなものがこれ以上もうないだろうから、このタイミングでの引退は年齢も考えてまあそうだよなぁという印象。でも、これだけ強いのでもっと見てたかった。そう思われるくらいのタイミングが続くからレジェンドだね。
2、ミスマッチと思われたカネロ戦を圧倒して、やる相手がいなくなりましたからね。1つ落としてミドルで6階級制覇を狙うかとも思いましたが…ただの数字とはいえ38歳、WBCにもブチ切れて一石投じたし、潮時なんでしょうね。レジェンドたちとの比較は難しいですが、近代?ボクシングでは間違いなくトップの1人の偉業。本当にお疲れさまでした!
3、もうやることも証明するものも無いものな戦ってみてほしい有望な若手はいるけどクロフォード自身の年齢との戦いなだけで同じ歳の頃なら普通にクロフォードが勝つと思うし、それが意外に対戦機運が盛り上がらない原因な気がする
4、もはや全てを成し遂げたので、年齢を考えても引退が妥当だと。
フィジカルが強力なスペンスやカネロをボコボコにしたり、ちょっと厄介な相手には塩ボクシングも出来る、対応力に極めて優れた選手。実際に見た中ではベスト5に入れたい万能ボクサーでした。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/bb31f535023a75c178f5ba38a2fb9292169b8052,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]