10月26日夜、群馬県みなかみ町の関越自動車道下り線で、大型トラックを含む合計56台が絡む大規模な事故が発生しました。この事故により、東京・調布市在住の脇田美雪さん(77歳)が死亡し、さらに26人が負傷し、そのうち5人が重傷を負いました。事故の発端は、雪でスリップした大型トラックが水上インターチェンジ付近で停止したことでした。
それにより、後続車両が次々と追突し、火災が発生。事故現場では、消防隊員が消火活動を行っており、複数の車両が燃えている様子が確認されました。この影響で、関越自動車道の月夜野インターチェンジから湯沢インターチェンジ間の上下線が通行止めとなり、警察は燃えた車内に取り残された人の捜索を続けています。

この事故は、予測不能な天候や道路状況に対する警戒の不足を露呈しています。トラックのスリップは、悪天候時における車両の滑り止め策や早期の道路交通情報の提供の限界を示しています。まず、雪や氷に対応した適切なタイヤ規制を強化する必要があります。次に、悪天候時の交通規制や警報システムの改善が急務です。事故を未然に防ぐため、リアルタイムの交通情報をドライバーに提供し、危険箇所や危険状況での速度制限の強化も求められます。
豪雪地帯での予防策が不足している現状は、悲劇的な事故を繰り返させるのみです。人命を守るためには、迅速かつ効果的な交通政策の見直しが必要です。
ネットからのコメント
1、雪を甘くみている事もさることながら、車間距離がみんな短いのよ。カーブで見えないなら尚更スピードを落とし車間距離を取るべきなのに。これから帰省の皆さんは本当に車間距離とって気をつけて下さい。痛ましい事故がこれ以上起きません様に。亡くなった方には御冥福をお祈りします。
2、まずは車間距離をあけましょう。全国どこ行っても近過ぎる。除雪前等ざくざくした氷っぽくなった雪はスタッドレスの溝に入り込み、グリップが大幅に下がります。アイスバーンの性能ばかり目が行きがちですが、ざくざく雪も危険です。そして何より異変を感じたらハザードで後続車へ一刻も早く知らせましょう。私も気をつけます。
3、これから車両の撤去となるが一時的に保管するにしてもどこに運搬するのだろう。牽引車だけでなく大型クレーン車も必要となりそう。撤去しても清掃となるので開通はいつになるのだろう。
さらに運送会社は荷物があれば荷主への連絡など処理が大変となる。
4、私ごとですが、1ヶ月前に不注意で転倒して右足首を骨折して退院したばかりですが、まだまだリハビリは続き一年程度は通院せねばなりません。入院初期の痛みや尿管に管を入れねばならなかった等の不自由さは今思い出しても気持ちが沈みます。この事故で亡くなられた方はもちろん、怪我をされた方々も、帰省などで通過中であっただけの群馬県の病院での治療や入院を余儀なくされる方もおられることが想像され、それがどれほど大変なことか心から同情します。一日も早いご回復を心よりお祈り申し上げます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f6ae573aa9135d31d1c39ea2ecbdc2c895e10e8c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]