新潟県柏崎市にあるJAえちご中越の農産物直売所「愛菜館」で、極早生品種「葉月みのり」の新米販売が8月23日に開始された。今年は例年と異なり、厳しい暑さの影響で白濁した米が見られ、全量が2等米と判定された。しかし、コメ不足が懸念され、5キロあたりの価格が昨年より1200円高い4080円と過去最高値を記録した。この日は売り場に約900袋が用意され、試食コーナーも設置。

新米の風味を楽しむために多くの客が訪れた。村田店長は多少の白濁はあっても食味には影響がないと語った。

今回のような状況で目立つのは、我々の食卓に直結する農作物の価格変動です。今年の厳しい気候がもたらした影響で、米の等級が下がり価格が上昇したことが、我々が直面している現実です。背景には気候変動による気温の異常があり、これは現代社会の大きな挑戦です。農業分野での気候対応策の導入、さらには地域農業の強化や異常気象を緩和するグローバルな取り組みが必要です。また、我々消費者も、気候変動がもたらす現実を受け入れ、持続可能な選択を支持する必要があります。このような状況が続いてはいけません。我々全員が共に行動を起こすことで、将来的な食の安全と価格の安定を確保することが重要です。

ネットからのコメント

1、随意契約による備蓄米の販売期限を延長すると小泉農水相が言ってたが、先ずは新米価格の高騰原因を解決しなければならない。

コメ価格高騰を受けて諸事情の遅れはあるが備蓄米が放出されてるのにスーパー販売の新米価格は昨年よりもかなり高騰している。農水省はコメ卸業者や小売店などの仲介業者の中抜きを調査してコメ高騰の根源になってる中抜き仲介業者に注意指導して管理を徹底してコメ価格の適正価格になるように努めて欲しい。

2、農家の家系に生まれ育ちましたが、今の米の高騰って、米農家の高齢化や稲作からの撤退が確実に響いていると思います。驚かれるかもしれませんが、お米って親類から譲って貰える物だったんですよ。農林水産大臣が「コメは買ったことない」の発言で炎上しましたが、私は「そのパターン知ってるわ…」と頷いていました。親類から玄米でもらって、コイン精米機に言って都度精米すれば、美味しいお米を食べられる世界があったのです。もちろん、年に複数回、米作りの手伝いはしていました。ゴールデンウイークの連休は田植えで、稲刈りにも参加します。なかなか田植えや稲刈りには人手が掛ります。そんな幸せなお米が手に入る状況も、親類の高齢化でついに終わりを迎えました。

今は田植えや稲刈りの手伝いもしませんし、お米はスーパーで買って価格にヒーヒー言っています。米農家を支援しないとこの状況はもっと酷くなると思います。

3、二等米で4千円超え〜高いですね！農家さんよりも卸業者さんがかなり高い印象です。日本米はとても美味しいですが高過ぎて購入を躊躇してしまいます。海外生活約20年と長かったので炒飯やカレー、リゾット等は、海外米の方が美味しいです。高い日本米は供給が安定するまで離れて、パン、麺類、海外米での食事を楽しみます。

4、不思議な現象だよな。スーパーに行けば米は余っていて、むしろ値下げ始めてたりするからな。なのに新米は2024年産米より倍近く高い。昨年の高値のまま契約した中間業者もいる事も要因なんだろう。ただ、米は余ってる。2024年産も出し渋ったせいでまだまだある。備蓄米もまだまだある。そうなると思うようには売れずいずれ需要と供給のバランスが崩れ下がると思うのだが。ま、冷静に必要なタイミングで必要な分だけ買ってりゃいずれ下がると思うけどな。