12月14日、オーストラリアのシドニーにあるボンダイビーチで起きた銃撃テロ事件では、ユダヤ教の祝祭「ハヌカ」の行事中にユダヤ系住民を狙った攻撃が行われました。事件は50歳と24歳の親子によるもので、父親が死亡。警察によれば、被害者は15人、負傷者は約40人。通行人のアハメド・アル・アハメドさんが自らの危険を省みず犯人をタックルで制圧し、英雄として称賛されています。
アハメドさんは腕に2発の銃弾を受けたが無事とのこと。

この事件は、個人の痛ましい犠牲を伴い、不当な攻撃の対象となったユダヤ系コミュニティにとって心深い悲しみをもたらしました。アハメド・アル・アハメドさんの勇気ある行動は困難な状況の中でも、人々に希望を提供しました。しかし、事件の背景にある深刻な社会問題、特に人種や宗教による憎悪行為の根源を見つめることが必要です。制度の欠陥は明らかであり、まず第一にコミュニティ間の相互理解を促進する教育プログラムを強化し、憎悪犯罪対策の法制度を更に厳格にする必要があります。加えて、公共の安全を守るため、警察と市民との連携を深め、早期警戒システムの構築も急務です。アハメドさんの勇敢な行為が示すように、個人の力も無視できませんが、根本的な問題解決には社会全体での取り組みが不可欠です。
ネットからのコメント
1、豪州も移民を受け入れてきた経緯があるが、欧州や米国で起きている移民住民による犯罪の豪州版と思われる。イスラム教徒の人たちが住む場所がシドニー郊外に決められていたように思う。それでも歴史的に反ユダヤ人を標ぼうする教徒による憎悪が具現化したのでしょう。日本も今の人口比3%以下くらいに慎重に外国人の受け入れ数を制限していかないと、外国人が多くなればシドニーで起きた同じような事案は起き得ることを政府は教訓にすべきと思う。外国人排斥ではなく、異教徒同士がどうしても平和に共存できない事例は発生し得ることに留意すべきである。
2、アハメドさんはムスリムだと他の記事に記載されていたよ。イスラム教の方がユダヤ教信者のために犯人を取り押さえた。何を信仰するのはその人自由だが、宗教同士の対立や戦争はやめてほしい。この方の行動がそれを証明していると思う。
3、取り押さえに行った方も名前からアラブ系。これもまた事態の難しさ表していると思う。勿論ユダヤ系の人でもイスラエルの建国理念自体に反対している人も多い。同じようにムスリムでも原理主義に傾倒して過激化する者も協調を重んじる人も過激派に憤る人も多い。
一つ言えるのはここ十年程度移民の受け入れなどが日本でも議論の的になっているが、移民を受け入れると言う事はこう言った宗教的な紛争も持ち込むことになると言うこと。こう言った問題に他所の国事と考えて軽視するべきではない。
4、このおじさん、めちゃくちゃ勇敢だけど一歩間違ったら危なかった。犯人がもう一丁銃を持っていて反撃される、もう1人の犯人に狙撃される、警察や周りの勇敢な人に犯人と間違われて狙撃されるなどもあり得たよね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5bb7274b12e394f5ceccc63657be768fca52d2cd,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]