中国の外務省報道官は、15日の記者会見で上野動物園のパンダが来年1月に中国に返還される件について問われましたが、直接的な回答を避けました。報道官は「主管部門に問い合わせることを勧める」と述べるにとどまり、具体的な回答は示されませんでした。この状況により、日本と中国の間でパンダの貸し出しや返還に関する合意やプロセスの透明性に疑問が生じることになりました。

パンダの返還は国際的な関心を集めていますが、中国当局の明確な情報提供がないため、事態が混乱する恐れがあります。

このような事態に対して批判的なコメントが必要です。現状を鑑みると、中国外務省報道官の対応は国際的な協力と透明性に欠けていると言わざるを得ません。動物の貸し出しに関する具体的な情報を公表しない背景には、制度的な欠陥がある可能性が考えられます。国際的な動物保護の協力において明確なコミュニケーションは不可欠であり、中国側は今後、どのように情報を提供するのか具体的な方法を提示するべきです。例えば、公式サイトを通じて詳細な情報を公開すること、関係機関との定期的な情報交換会を実施すること、そして国際的な専門家の意見を取り入れた透明性のある計画を策定することが考えられます。こうした透明性と相互理解が進むことで、国際的な動物保護の協力がより良い方向に向かうことを期待したいところです。

ネットからのコメント

1、テレビでパンダが返還になってショックという声が多く寄せられてますと連日放送されてますが、要らないです。浮いたレンタル料数億円で中小企業支援なり減税対策に有効活用して欲しいですね。

パンダ必要派多数のようなので、日本になぜ存在するのか分からない日本パンダ保護協会なるものが一度クラファンで寄付を募集してみるのもいいと思います。

2、パンダは『柄が可愛い』『食べ物が笹』というだけで、柄がなければただの『熊』。柄を念頭から外して顔をよく見てみて、目は鋭いから。笹を選り好みするとの事で、飼育もしにくいと言う現実。『何をありがたがっているのだろう？』と思う。日本はコウノトリの飼育に力を入れ、それを平和の象徴として『貸し出す』ビジネスを行ったら良いのよ。

3、パンダのレンタル料が中国の軍事費に回らない保証がありますか？パンダの為に日本が譲歩することがあってはなりません。私はパンダが日本にいることより、パンダがいなくても日本が中国から軍事的恫喝を受けないことを望みます。

4、パンダのレンタル金とか外来生物の駆除費用に回したり日本固有動物の保護に使う方がとても有意義で意味のある使い方です。害獣駆除の費用だったりと他にいくらでも回す使い道はあるんですから。パンダの個体数増加に手を貸してくれとか中国側からお願いされるのでもなければわざわざ日本で育てる必要はない。