沖縄本島南島の公海上空で、6日に中国軍機が自衛隊機に対し2度のレーダー照射を行った問題が発生。このうち2度目の照射は、ミサイルの標的を合わせる火器管制用レーダーであったことが確認され、防衛省が抗議を行った。高橋洋一教授は、中国の外務省が「探索レーダーだった」と誤った説明をしたことを指摘し、海上回避行動規範(CUES)違反を背景に、中国が国際的に孤立する可能性を述べた。
小泉進次郎防衛相が各国を巡り、この問題を通じて中国の非を訴えるべきとした。

中国軍機によるレーダー照射問題は国際規範に反しており、さらなる安全保障上の懸念を呼び起こします。この動きは単なる技術的ミスではなく、他国との無用な衝突を避けることを目的とした海上回避行動規範(CUES)を軽視する行為で、深刻です。問題の本質には、中国の防衛政策の透明性欠如と国際法遵守への姿勢の不備があります。高橋洋一教授が指摘したように、日本を含む国際社会が連携してこの問題を訴える必要があります。具体的な解決策として、国際的な外交圧力の強化、中国軍の行動監視の継続、国連での非難決議の発議が検討されるべきです。こうした包括的な対応を通じて、他国の安全保障が揺らぐことなく、中国自身の貿易や外交の将来が閉ざされない道を構築することが必須です。
中国が自身の矛先によって孤立化する危機を脱するためには、国際規範の遵守への転換が不可欠です。
ネットからのコメント
1、日本はこの問題を日中間の個別トラブルとして処理するのではなく、国際規範の問題として多国間で訴えるべき局面に来ています。火器管制レーダーの照射が事実であれば、それは明確なCUES違反であり、中国自身が合意したルールを破った行為です。同様の危険行為は日本だけでなく、ドイツに対するレーザー照射、オーストラリア軍機への危険な接近やフレア投下、フィリピンへのレーザー照射など、各国が既に経験し抗議してきました。つまり、これは日本固有の問題ではなく、中国の行動様式そのものが問われている事案です。だからこそ、日本はドイツをはじめ、オーストラリアやフィリピンなど、実際に被害や脅威を受けた国々と連携し、「中国自身が署名した行動規範に反している」という一点に絞って淡々と訴えるべきでしょう。感情論ではなく、ルール違反として突きつける。この積み重ねこそが、成熟した外交対応ではないでしょうか。
2、高橋先生いつも力強いコメントありがとうございます。
仰られるように淡々と対処すればよいと思います。マキャベリ曰く戦いを避けるために譲歩しても、結局は戦いを避けることは出来ない。なぜなら譲歩しても相手は満足せず、譲歩するあなたに敬意を感じなくなり、より多くを奪おうと考えるからである。ここで日本側から擦り寄ったりしたらダメですよね。過去政権が媚び諂ってきた結果が中国を増長させたのです。毅然とした態度で臨むべきですね。
3、中国によるレーダー照射は、明らかに国際的な海上回避行動規範(CUES)違反です。高橋氏曰く、「これを海外に発信し続ければ、これで中国は孤立化間違いないですね」と、大ブーメランになる可能性を指摘した。また「だって自分が賛成しているやつですもん。それはダメですよ」と苦言を呈した。だからこそ、日本はドイツをはじめ、オーストラリアやフィリピンなど、実際に被害や威嚇を受けた国々と連携し、「中国自身が署名した行動規範に違反している」という一点に絞って粛々と訴えるべきでしょう。感情論ではなく、論理的にルール違反として突きつける。この積み重ねこそが、成熟した外交対応ではないでしょうか。
高市政権は毅然とした態度で臨むべきですね。
4、この知恵はなぜ、うねりにならない?そこが問題だ。マスコミ、政治家、いわゆる「識者」しっかり頼むよ。小泉進次郎、世界に向けて粛々とやってくれる。日本人らしく、滅私の心意気で。「わが身を捨ててこそ、浮かぶ瀬もあり」。この場面、政治生命考えない....それが、正解と思う。まだ、先は長い
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e50220298bc118d96a24dd3021a6f4a5ee97677e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]