広陵高校(広島)の甲子園出場辞退が報じられたのは、2023年8月17日。SNSで広陵高校野球部員の暴力事案が明らかになり、日本高野連が3月に厳重注意を行った案件も発表された。この暴力行為のため、元部員やその保護者からの要望を受けて第三者委員会による調査が進行中。堀正和校長は、生徒や教職員の安全を最優先し、登下校時の誹謗中傷や寮爆破予告の報告もあるため、辞退を決断したと述べた。
膳場貴子アナは、被害を受けた生徒への救済についても懸念を示した。
広陵高校の事件は、一部の学生による暴力が大きく影響を及ぼした。本来学校は安心して学ぶ場であるべきで、多くの生徒が過激な状況に晒される現状は看過できない。さらに、SNSでの騒動まで及んだことは、制度上の欠陥が露呈した結果である。まず必要なのは、教育現場での暴力を根絶するために未然防止対策の強化。次に第三者委員会による透明性の高い調査を行い、原因を究明し再発を防ぐ。さらに、被害者への心理的、法的支援を速やかに提供することが求められる。こうした制度的改革を進めることで、学校は本来の目的である教育と安心感を提供する場へと回帰する可能性を持つはずだ。暴力に対する社会の許容はゼロであるべきだという強いメッセージを発信することが必要不可欠だ。
ネットからのコメント
1、本来は刑事事件だと思いますが、じゃあ警察に任せたところでなあなあで済ませるのが目に見えており、SNSで私刑が蔓延るのではないでしょうか?司法機関が信用されていないのが一番の問題だと思います。また、民事で損害賠償を求めたところで学校側や加害者側は某市長の弁護団のような弁護士が出てきてガッツリ争ってきます。しかし、昔は泣き寝入りだったところが今はSNSという味方をつけることにより逆転することも可能で権力者に対抗できる手段になっているのはとても有意義だと思います。
2、学校側の対応、とりわけ校長の発したコメントが酷かったと思います。膳場アナのコメントは当然です。学校、生徒が被害者として語られていますが、「大人」が対処を誤ったことによって招いた結果です。時に暴走するネット社会とは隔絶した世界に生きていらっしゃるかのような錯覚さえ覚えます。学校側の事実認定さえ誤っている可能性があり、リスク管理そのものを誤った事例かと思われます。後手に回った上、誤った対処によって火に油を注ぐ結果となったことをまず反省すべきです。
3、被害者生徒は既報の通り他校へ転校済み。そうなると原則的には1年間試合には出場出来ないはずなんだが、何故か被害者生徒は高野連の特例で免除されているとか。つまり高野連もヤバい案件と認識してい被害者生徒に事件を暴露されると県高野連の副会長を務める広陵高校の校長に迷惑がかかるとの忖度が働いたと推測出来ますね。あくまでも推測ですが。
4、生徒を脅かす行為は、本当によくない。それ自体が児童生徒の安全を妨げる行為である点のみならず、広陵高校に言い訳を与える点で望ましくない。いじめ防止対策推進法に基づくなら、深刻ないじめがあった時、その個別の事案に対して責任が生ずるのは、学校およびその教職員、そして保護者です。正しく批判をしないと、逃げる隙を与えます。逃がさずきちんと責任を取らせるためにも、冷静に非難する必要があります。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b59dfb452a5a77890133e1f0fb48b84e8f34093f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]