2025年7月29日、プロボクシングの元世界2階級制覇王者・亀田和毅がユーチューブで、スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥に挑戦するWBA同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフについて「最強の挑戦者ではない」との見解を表明しました。井上は9月14日に名古屋でアフマダリエフと防衛戦を控えていますが、亀田はアフマダリエフを「ピークから落ちている状態」と評価し、彼の過去の戦績や対戦相手のレベルに疑問を呈しました。
亀田は、井上が既にタパレスに勝利していることから、アフマダリエフとの試合をあまり意義のあるものとして捉えていません。
アフマダリエフは元WBA・IBF世界スーパーバンタム級王者で、プロ戦績は13勝(10KO)1敗。23年4月の試合でWBA・IBF世界スーパーバンタム級王者時代に挑戦者マーロン・タパレスに1-2の判定で敗れています。タパレスは12月に井上と対戦しましたが、10回KO負けを喫しました。
井上尚弥の次の防衛戦に向け、亀田和毅の批判は重要な視点を提供しています。彼がムロジョン・アフマダリエフを「最強の挑戦者ではない」と断じた背景には、アフマダリエフの過去の成績や井上の圧倒的な実力差への懸念があることを理解しなければなりません。井上がタパレスをKOで下している一方で、アフマダリエフは判定負けを喫しており、この比較で見えるのは対戦相手の不均衡であり、挑戦者選定の問題です。
ボクシング界は、公正で魅力的なマッチメイクが求められる中、挑戦者の水準維持が不可欠です。具体的な解決として、透明性のある挑戦者ランクの見直し、多様な国際対戦の促進、異なるスタイルを持つ選手間の戦略的対戦が挙げられます。これらが実行されれば、ボクシングはより一層の発展を遂げるでしょう。今後の試合展開による評価から、スポーツとしてのボクシングの責任が再考されるべきです。
ネットからのコメント
1、世界的には何でこんな選手とやるのかって評価だと言うけどじゃあこの階級で多少なりとも名が売れてる選手って他に誰がいるんだろう?それに亀田選手はそのムロジョンと対戦して勝てばもしかしたら井上選手と戦えるチャンスだってあったかもしれないのにそれを避けて階級上げる道を選んだと記憶しております。
2、評論家やるのは引退後にしなよ。自分自身の評価には目を瞑って、他人の評価や分析には、よう口が回るな。まずは自分の心配をしろよと言いたい。勝負の世界の格闘家として前に出る勇気の無さを克服して、最後の勝負をして欲しいわ。
3、そもそもMJから逃げた人に言われてもね。
。。フルトンでも相手にならなかったんだから、あのタイプが井上に勝つのはほぼ無理なんだと思います。可能性があるとすれば試合を通じてなんとかして1発を当てる、その一発が致命傷になる可能性がある選手なのでフルトンよりはMJの方がスリリングな相手だと思っています。
4、井上は最強、判定も厭わないとMJを最大限に過大評価して今回は臨むという事。カルデナス戦の様にKO勝利を絶対命題にして攻め急ぎ思わぬ形勢を迎えた反省がそこにある。序盤からディフェンスを確実にスピードの違いでジャブ、カウンターを駆使してMJを削いで行くだろう。結局は和毅の言う通り、中盤以降でMJは何も出来ずに沈むだろう。要は結果は同じでも過程を大事に戦うという事に尽きる。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/fbc10e7ca0037a2201bdc3f7563c0e78b5bae62e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]