2025年12月9日、中国軍機による自衛隊機へのレーダー照射問題が情報番組「サン！シャイン」で取り上げられました。中国の戦闘機J15のレーダーは約170キロの距離をカバーできる一方、日本の自衛隊機は1970年代をベースにした古い設計のF15で、レーダーは約100キロしか届かないとされています。中国側が30分間レーダーを照射していた可能性があり、日本の自衛隊は脅威を感じざるを得ない状況です。

番組では日本の防衛戦略についても議論され、特にドローンの活用が今後の防衛における重要な要素となると示唆されました。防衛費の増額についても触れられましたが、5％への引き上げは現実的ではないと報道されました。

この問題が露呈するのは、日本の防衛戦略が技術革新の波に乗り遅れていることです。自衛隊の主力戦闘機F15は1970年代の設計をベースとしており、対中国軍に対抗するには限界があります。日本は防衛費の増額だけでなく、新技術の導入と既存兵器のアップグレードに真剣に取り組むべきです。まず、自衛隊のレーダー技術を他国と並ぶ水準に向上させることが急務です。次に、効率的かつ革新的な無人航空機技術を開発し、ドローンを活用した防衛戦略を実行に移すことが必要です。また、国際的な防衛パートナーシップを強化し、中国の軍事力に対抗するため、多国間での共同研究や技術交換を推進するべきです。

これらの措置を講じずして、地域の安全を確保しようとするのは無責任であり、日本国民の安心を守るための必須条件です。中国の軍事力に対抗し、自国の防衛を確保するためには、迅速かつ効果的な改革が要求されています。

ネットからのコメント

1、これだけでなく、中国は日本にいつでも発射できるように核ミサイルを数百基配備してるんですよ。これだけの脅威に晒されていながら、まだ「核反対」とか間抜けな主張を変えようとしない人達が多くいるようだが、彼らは日本が中国に攻められて支配されることを望んでいるのだろうか？　そうとしか思えない。

2、30分ロックオンされたF15乗りにまずは称賛を！そして今回中国のレーダーの先進性が露見した今、老朽化したイーグルではもう無理だと解った政府には早期にF15EXまたはCXの導入を進めて頂きたい。27年問題が起きないように残念ながら軍備の増強は喫緊の課題になってしまった。

3、なんで一方的にロックされてる状況を「向こうができて自分たちができない」にとらえるのかに理解に苦しむ。もともとF-15Cの時代からセンサーレンジは１６０ｋｍくらいあるぞ。

近代化改修された機体なら２００ｋｍくらいはあるそうだ。今運用されてるF-15は改修されているから、やろうと思えば１７０ｋｍ先の相手をロックできたわけだ。中国のJ-15はステルス機ではないし、決して見えない敵じゃなかった。現代の戦闘機はファースト・ルック、ファースト・ショット、ファースト・キルが原則だから、先にロックされた状況は恐怖だっただろう。けれどパイロットは鋼の自制心で相手をロックしなかった。３０分間も。すごい精神力だと思う。知識があるふりしてTVでしゃべるなら、自衛隊の能力の誤認はやめていただきたい。

4、空自のF-15JのうちいわゆるMJ型は今後も近代改修されるが、その数は68機で改修内容も中国海軍のJ-15Tと良くて同等。現状ではJ-15クラスだ。取り残される100機以上のSJ型はF-35に置き換わるが、中身が1970年代のままなので、J-15TはもちろんのことJ-15にも大きく劣る。本来制空戦闘機として導入されたF-15Jが空戦力で近代改修されているF-2Aにすら劣る状況はおかしい。空軍力の要となる戦闘機戦力の劣勢はF6Fが登場しても新型機を実戦配備できず有効策を取れなかった時代と重なる。

歴史を学んでないね。F-35の早期配備が求められる。