自民党内で高市早苗首相への批判的な声が弱まる中、石破茂氏が唯一異を唱えている。22日に公開されたYouTube番組で、彼は台湾有事に関する首相の発言を批判し、議員定数削減法案を「世界的に類例のない話」と厳しく断じた。また、「おこめ券」の配布にも疑問を呈している。一方で、岸田文雄元首相や森山裕前幹事長など、かつてのリベラル勢力は沈黙を保ち続けている。
派閥の解散や高い内閣支持率が影響し、党内での批判の声が挙がりにくい状態にある。この状況は、通常国会での野党の追及次第で変わる可能性があるという。

高市早苗首相の周囲に存在する「物言えない空気」は、日本の民主主義における重要な課題です。議員間の横のつながりが希薄になり、健全な批判が失われた今、政治の多様性を欠いている状況は由々しき事態です。まずは議員定数削減法案の再考を求めるべきであり、表現の自由を担保するための法整備を進めるべきです。さらに、派閥のあり方を再評価し、議員が安心して自身の考えを表明できる環境を整えるべきです。民主主義は多様な意見を受け入れることで成熟します。現状はこの理念に反しており、早急な改善が求められます。社会が求める政治と現実のギャップを埋めることこそ、国の未来を形作る鍵です。
ネットからのコメント
1、石破前総理は、選挙を行えば大敗を重ね、肝心の政策面でも目立った成果を挙げられないまま、わずか1年で政権を去りました。そのような実績にもかかわらず、現在の高市政権を批判する姿勢には強い違和感を覚えます。まずは自身の政権運営や結果を真摯に総括すべきであり、国民の支持を得て安定した政権運営を行っている高市政権を、外野から攻撃するだけなのはいかがなものかと思います。建設的な提言こそが、前総理に求められる姿勢だと思います。
2、意見を言うのは党の正常を保つ意味では決して悪いことではない。ただ石破氏は総理の時に何もしなかったのが露見したのに、外野に回った時だけ批判する姿勢には辟易させられ説得力が既になくなっているだけだ。意見をするのと批判をするのは意味が違う。批判は立憲などがやっている手法であり、建設的とは言えないのは明白。意見は現政権が見落としている部分を指摘できる、より高い能力が要求されると思う。今よりさらに高度な思想や技術を求めて意見するのが強い政治だ。
3、昔の一党独裁状態の自民党は党内に保守、リベラル等の考え方が違う派閥が存在していたし、その意義もあった。
多党時代なら、自民党は保守へ回帰すべきで、党の理念を明確にし、有権者の選択に応えるようにする方がいい。立憲も中道などと言わず、リベラル一色になった方が存在感が増す。どちらも多人数を目指す政党から、同じ方向を目指す人で集まった政党本来のあり方に戻った方がいい。自民、立憲ともに国会議員になることが最終目標の人が多すぎる。
4、時事通信は、「反高市派」にもっと頑張って貰いたいという事でしょうか?しかしながら、総裁選の時の候補者達も「党一丸」というキャッチフレーズを前面に出していましたよ。今のところ、石破氏以外は表向き沈黙をしているとの記事ですが、でもおかしいですね、石破氏にしたって総理任期の間は「党一丸」と仰っていたので、今の振る舞いは相当矛盾しているという指摘が正しいのではないでしょうか?普通に考えて、同じ党内の争いは支持率の低下と比例するのが当たり前でしょうから、時事通信社にしたら、党内野党が活発になる事で高市政権の支持が下がる事を願っていると、読み解けてしまうのですが。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/16aec2fdbcf98d93142e68ed414020a359962451,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]