7月の参院選を経て、1日午前8時30分過ぎに第218臨時国会が召集され、日本保守党から比例で初当選した北村晴男氏（69）が百田尚樹代表（69）と共に初登院した。北村氏は「スパイ防止法の制定と外国人問題」を最優先政策に掲げた。一方、彼は石破茂首相を自身のXで「醜く奇妙な生き物」と複数回投稿し、批判が殺到。報道陣からの質問に対し「問題発言だとは思っていない」と発言し、29日の会見でも首相を「恥を知らない人」と非難したが、外見への言及ではないと強調した。

公職に就く人物が首相を「醜く奇妙な生き物」と呼ぶのは、政治的批判を超えた人格攻撃であり、民主主義の議論の土壌を荒らす危険な発言だ。本質的な問題は、政治家がSNSを通じて過激な表現を用いることで、対話より分断を煽る風潮が広がっている点にある。これを改めるには、①議員のSNS利用に関するガイドラインを法的に整備すること、②発言への説明責任を果たさなかった場合の懲罰制度を強化すること、③党内での倫理教育やメディアリテラシー研修を必須化することが不可欠だ。健全な批判は政策や行動に向けられるべきであり、人格攻撃を許容する社会は劣化する。品位を欠いた政治家が増えるほど、国民の政治不信は深まり、最終的に民主主義そのものが形骸化してしまう。

ネットからのコメント

1、北村先生､国益のためにということで参議院議員選挙に立候補していただきありがとうございます。

百田さん､有本さん､その他の日本保守党の皆さまには、政権与党の監視役であり､わが国国民を真っ当な保守（まことの愛国心を持った保守）に導いて行ってくれることを切にお願いいたします。

2、国会議員の発言としては少々乱暴ではないかと思う一方で、確かにその通りだと感じてます。国民の期待を裏切り、選挙で負け続けた挙げ句に国民に理解してもらえなかったなどと言い訳をする。更に過去の自身の発言と行動が一致していないという。それでもまだ総理の椅子にしがみつく姿は「酷い」を通り越してます。北村氏のこの発言は相当にマイルドに抑えた上でこれだと思いますよ。それほどまでに石破首相が続投するのは納得がいかない。

3、北村晴男氏は収入大幅減するだろうとわかって国会議員になった。国会議員の身分を飯の種にしたい議員と志が違う。6年間サブスクになるつもりだろう。石破茂首相に対する発言は、思いつきではないし、はずみでつい発言したわけでもない。公人に対して是々非々。法案審議は是々非々。北村晴男議員は是々非々で判断することを貫いてほしい。

4、北村晴男さん外野の声は気になさらずにご自分の一本筋の通った活動に励んで下さい。

北村晴男さん応援してます頑張って下さい。