大谷翔平選手は現地時間7月30日、MLBドジャースの試合で登板中に右臀部のけいれんを訴え、4回途中で緊急降板した。異変に気づいたロバーツ監督がマウンドへ駆け寄り、選手の状態と湿度の影響を考慮して降板を決断。その後、大谷選手は本人の強い意志により打者として試合に復帰した。監督は「無理には出さないつもりだった」としながらも、選手の判断を尊重して出場を認めた。
大谷選手の降板は、選手個人の体調と指揮官の判断によるものだが、その背景にあるのは過密なスケジュールと異常気象による負荷の増大だ。高温多湿の環境下での連戦、そして投打の二刀流としての責務は、身体に想像を超える負担をかけている。問題は、スーパースターだからこそ休ませづらいという空気と、選手任せの判断体制だ。選手の異変を察知しながらも、本人の「いける」に頼って打席に戻すのは本末転倒。チームには、1)医学的基準に基づく明確な出場判断ルールの整備、2)湿度や気象条件を加味した起用計画の見直し、3)スター選手であっても例外を設けない休養管理体制の徹底が求められる。「できる」から「やる」ではなく、「守る」ために「止める」勇気を。ファンの期待に応える真の責任とは、選手を守ることに他ならない。
ネットからのコメント
1、日本ハム時代に栗山監督が、彼の性格で弱点というより心配したのは、やり過ぎてしまうこと。 「無理です」と言えないことでした。とインタビューで答えていました。 ロバーツ監督が打席に立てるかと確認したら、いけますと即答したのは、栗山さんが心配していたことだと思います。
2、大谷本人が昨日、今日と体調は良くないと言っている。今日の球場は異常に蒸し暑かったらしい。そんな中でいきなりラックスに打たれたりしたので気合入れて100マイルの球も投げてたからな~。大事に至らなくて良かった。
3、復帰後、あまりにも順調に見えていたから過度な期待をしがちですよね大谷さんは途中、お尻の辺りを手でボンボンと、叩いていたりしたので早い時期から症状は出ていたのかも知れませんまだ調整段階だし、少し立ち止まっても良いと思います
4、>「無理に出すつもりはなかったけど、本人に打席に立てるかと確認したら、いけると即答した。なので打席には戻した」と説明した。こういう所がダメなんですよ。エンゼルス時代と何も変わらない。考え無しにエンゼルス時代のやり方を踏襲するのは止めて欲しいですね。
エドマンに三塁を守らせたのも「カージナルスで守った経験があるから…」などと言ってましたが、選手の怪我が頻発しているのは、監督らが選手の仕事量・コンディション管理に対して関心も責任感も無い事に原因がある。今日のパヘスの落球にしても、毎日のように複数のポジションを守らされていたら、守備力など上がるはずがありませんし、無駄な疲労が溜まるだけでしょう。守備固めのつもりでやっているのかもしれませんが、全く逆効果になってしまっている。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/fc76793b33b0d3550e5cbc4d870b5bb566589788,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]