事件概要
2025年7月25日、日米政府は自動車をめぐる関税と「非関税障壁」に関して合意。日本が米国の自動車安全基準を受け入れることで、米国製自動車が日本に輸入しやすくなり、アメ車の市場進出が加速する可能性が高まった。この合意を受けて、トヨタ自動車の豊田章男会長は、米国生産の自動車を日本に逆輸入する意欲を示した。

具体的には、米国専用車の「カムリ」や大型ピックアップトラック「タンドラ」などの輸入に言及。また、過去に日本市場において失敗した経験を踏まえつつ、アメ車が再び日本市場に登場する可能性が浮上している。

コメント
日米間での自動車関連の合意は、日本の自動車市場に新たな風を吹き込むものです。しかし、背景には「非関税障壁」という政治的な圧力があり、米国の安全基準が日本に受け入れられたことで、米国車の輸入が現実味を帯びてきました。だが、歴史的な経緯を考慮すれば、日本市場にアメ車が浸透するのは簡単ではない。過去の失敗から学ぶべきは、単に価格や性能だけでなく、消費者の文化や価値観に根ざした戦略の重要性だ。米国製車両が日本市場に根付くためには、いくつかの重要な課題が残る。

例えば、右ハンドル仕様への変更、販売網の整備、現地文化への適応などだ。仮にこれらの問題を克服できたとしても、日本の消費者がアメ車に求めるものは一体何か、しっかりと見定める必要がある。改革は必要だが、現実的な解決策と市場の成熟がなければ、再び挫折する恐れもある。

ネットからのコメント

1、アメリカ規格の車を愛する人も一定数おりますので、今までと同じくらいは売れるでしょう。だけと一般人は日本向けに作られた車でないと買う気もないし、安心して日本国内で走らすことはしないでしょう。まずは燃費、安全性、壊れにくいという高品質、高コスパ、その他諸々の要件を備えたものだけが売れますね。

2、正直言って、アメリカで生産した日本車は買わないなぁ。昔はカッコイイという理由で、シボレーカマロとか乗っていたけど、確かに慣れれば不自由はないけど慣れるまで意外と大変。見通しの悪い道路とかで少し前に出る距離が伸びます。見通しの悪い道路の事故が増えるかもしれません。出るとき少し時間がかかると思いますのでご注意を。狭い日本で左ハンドルのアメ車が売れるとは思いません。

それなりのテクニックが必要ですよ。

3、日本車の逆輸入は 日本で作った車を輸出し それを再度日本に輸入した場合を言いますアメリカで製造した日本メーカーの車両を日本に持ってきた場合は 普通に輸入だったと思います

4、日本の自動車メーカーが米国で作る車を逆輸入。これは面白いかもしれない。随分昔だけど、日本国内向けのセルシオの生産が間に合わなくて、同型車（米国モデル名レクサスLS）を逆輸入していたことがあった。以前左ハンドルに長いこと乗っていたけど、当時はまだETCがない時代で高速の料金所が面倒だったくらいで、それ以外は特に苦にしたことはない。ハンドル位置は右でも左でも慣れの問題だと思う。今はETCがあるから高速も問題ないし。国内販売されてない楽しいモデルの逆輸入は選択肢が広がって大歓迎。但し、メンテを正規ディーラーでやって貰えるかは気になる。