米男子ゴルフの慈善大会「ヒーロー・ワールドチャレンジ」が現地時間7日にバハマで行われ、松山英樹が優勝しました。この大会はツアー非公式であり、賞金総額は500万ドル。松山は、22アンダーで並んだアレクサンデル・ノレンとのプレーオフを制し、優勝賞金100万ドル（約1億5500万円）を獲得しました。この金額は、日本国内ツアーの賞金王である金子駆大が24試合で得た賞金を上回ります。

今年の松山はPGAツアー公式戦でも665万ドルを稼いでおり、ゴルフ界での卓越した存在感を放っています。

このニュースは、個人の成果とプロスポーツにおける経済的な側面に関連しています。したがって、以下のコメントは「批判型」で構成されています。

松山英樹の非公式大会での優勝と高額賞金獲得は、ゴルフ界における報酬制度の歪みを浮き彫りにしています。公式戦ではなく、一試合で日本の賞金王のシーズンを超える額が手に入る事実は、スポーツの商業化と慈善大会の在り方に問題を抱えています。現状の賞金制度は不均衡そのものであり、トップ選手に有利なように作られています。その背景には、大会の注目度を引き上げ、スポンサーを集めたい主催者側の計算が透けて見えます。まず、慈善大会の賞金規模を選手の長期的な活躍と調和させる制度改革が必要です。

次に、公式戦における賞金の増額と、それによる選手間の公平性を図るためのルール作りが求められます。そして、スポーツが持つ「競技」の側面を、報酬制度を通して再評価することが大切です。ファンの期待と選手の努力が、適切に報われる世界でこそ、本物の感動が生まれるのです。

ネットからのコメント

1、凄い金額だね。今回の松山英樹プロの戦いは素晴らしかったね。ただバックナインで後２つは伸ばせたらもっと楽に勝てたし次戦でも楽に勝てると思いました。後、最終日にこれだけパットを外したシェフラーは久しぶりで14番ホールみたいにシェフラーが苦手ホールを作る事は他の試合では無いと思うね。直ドラしたシェフラーはこの試合は諦め半分だと思いました。来期松山英樹が世界ランキング１位になる事を祈ります。

2、松山英樹が1試合で日本の賞金王の年間額を超える、この差はいまの日本経済の厳しい現実をそのまま映し出していますね。世界は賞金も市場も大きくなっているのに、日本だけが取り残され、規模の差が年々広がっている。だから若手が海外に挑戦するのは自然な流れになって来てますね。

3、日本男子のゴルフ人気が低下して久しいですが、賞金王で1億ちょっとでは夢がないですね。諸経費も莫大にかかるし。海外に出ても活躍したのは松山、丸ちゃん、今田とかそのくらいだから、どのスポーツもそうだけど個人競技は厳しいですね。

4、たった1試合でっていってるけど、ここで一勝するのってものすごく難しい事だからね。松山選手は凄い選手になったと思う。おめでとうございます。