仙台育英高校は、2023年の夏以来4季ぶりに甲子園での挑戦を果たし、全国高校野球選手権3回戦で沖縄尚学に延長11回タイブレークにて5対3で敗退しました。試合は17日に行われ、仙台育英の須江航監督は、ゲームプラン通りにタイブレークに持ち込めたと選手たちの健闘を称賛しました。須江監督は自身の采配ミスを認めつつも、この敗戦が次の世代にとって貴重な経験になると前向きに受け止めています。

仙台育英の夏の通算敗戦数は30敗となり、龍谷大平安に次ぐ歴史的な記録となりました。新チームはすぐに活動を開始し、来春のセンバツに向けて次のステップを踏み出しています。

仙台育英高校の野球部員たちや関係者の皆様にとって、この敗戦は非常に悔しいものだったことでしょう。甲子園という大舞台で、特に3年生の皆さんが期待していた結果を得られなかったことについて、須江監督の「申し訳ない」という言葉にはその深い思いが感じられます。しかし、その中にも「収穫しかない敗戦」とあるように、この経験の価値を認める視点は非常に重要です。私も過去に多くの失敗を経験し、それを次の成功へと繋げていったことを思い出します。この敗戦を糧に、新しいチームが前進する姿を楽しみにしています。次なる挑戦に向けて、日々の努力を続けてください。

困難を乗り越える力は、必ず未来の成功につながります。

ネットからのコメント

1、昨年、まさかの春夏出場を逃し、甲子園経験者無しのリスタートの世代。タイブレークまでもつれたら、理屈だけではどうにも出来ない部分が更に増えるし、選手は満身創痍。特に、今日は先発の一騎打ち状態で、継投も含め采配が難しい展開だったのも理解は出来る。一人で投げ抜いた吉川君の最終回から堪えきれなかった涙が、精神力の限界突破を物語る一戦だったかと。３年生は、途切れてしまった甲子園への引き戻してくれた功労者。１００点満点に、花マルもいっぱいあげたい。本当にお疲れ様でした。

2、須江監督が就任後、仙台育英の選手達のプレーや振る舞いに好感が持てるようになりました。勝っても相手選手、監督に敬意を払う発言、ミスした選手に両手で大きなマルを作ったり、足がつった自チームの選手を気遣ってくれた鳥取城北の選手達にお礼を言ったり。こういう大人を間近で見る選手達は自然に礼儀や振る舞いが身につくでしょう。野球は勿論、学生スポーツ指導者にも好影響があるのではと思います。

3、下手したら県大会の準々決勝で東北高校に負けてたかもしれないからね。そこを乗り越えて甲子園にきたこの世代。須江監督が言うように途切れたものを再び動かすのは大変な事。再び動かして次の代に繋いでくれたこの3年生達へ大きな拍手を送りたい。

4、本当に素晴らしい人格者、監督ですよね須江監督は。こういう監督の下でプレーしたいと思う高校球児は沢山いると思う。須江監督の下で仙台育英は本当に変わったと思います。2022年に東北勢初の全国制覇を成し遂げた仙台育英にはこれからも期待してます。また来年、甲子園に戻ってきて下さい！！！そして二度目の全国制覇を成し遂げて下さい！