兵庫県の斎藤元彦知事が、県選出の国会議員に国政への要望を伝えるための定期懇談会を廃止する方針を示し、波紋を呼んでいます。斎藤氏は「要望のやり方を改め、個別に懇談したい」と説明しましたが、これにより知事と国会議員との意思疎通機会が減少する懸念が出ています。国会議員からは懇談会継続を求める声が上がっており、市町からも国政への要望が県経由でのルートがなくなることへの不安があります。
斎藤氏には意思疎通の不足が課題とされ、24年3月には県立大学の授業料無償化に関する調整での齟齬が指摘されました。
斎藤知事が定期懇談会の廃止を決断したことは、県政と国政の重要な意思疎通の機会を失う懸念を引き起こしています。この懇談会は県の課題を共有し、国政へとつなげる役割を果たしていたにも関わらず、知事の一方的な決定により、その場が失われることは無視できない問題です。まず、懇談会をシステムとしての価値を再評価し、公平で透明性のある場として再構築することが必要です。次に、公的なコミュニケーション手段を多様化し、電子的なプラットフォームや地域フォーラムを活用することで意思疎通の機会を補完する策を検討すべきです。そして、事前の対話を重視し、突然の方針変更により関係者に不安を与えない制度を導入するべきです。
懇談会の廃止は斎藤知事の個人的な方針かもしれませんが、県政に影響を及ぼすことから、その決定が市民の声を反映したものであるか、疑わざるを得ません。公共の代表者として、個人的な方針に固執せず、広く意見を汲み上げる器を育むことが求められています。
ネットからのコメント
1、大変失礼ながら、斎藤知事は性格的に子供じみたところがあるように思えてならない。恐らく自分と意見の合わない方と懇談するのは苦痛で仕方ないのかと思います。たとえその相手が国会議員であろうと。多分、その中でも泉房穂参院議員が苦手なのでしょう。兵庫県民を代表する立場なんだから、相手を選ばず、県民のために心労もいとわず、一所懸命に働くべきだと思いますよ。
2、ところで、終戦80年記念日である8月15日正午は黙祷をする時間だった。その時、斎藤知事は甲子園で兵庫の代表を応援しているときに「黙祷している自分の姿」を誰かに撮らせてsnsにあげている。しかし、背後がボケたような画像をよーく見ると周りは皆座っている???ということは、正午ではない時間になぜか一人起立して黙祷していることになる。
なぜそんな写真を部下?に撮らせて上げたのか?また疑惑が一つ増えました。重箱の隅で済まされない、県民をだますような見事なパフォーマンスでした。こんなことする知事など聞いたことがない。
3、お盆期間中の連日のSNS投稿、しかも必ず我がをアピール、見た人がどう感じるかTPOをわきまえず投稿。この人もはやSNS依存症ではないかとさえ感じてしまいます。特に甲子園の投稿については助言する職員いなかったのかと感じます。この記事の国会議員とのコミュニケーションの問題と、SNSへの投稿のあり方両方に共通しているのは、この知事さんは人とコミュニケーションを取る能力が著しく欠損しているから起こっていると感じます。知事などお辞めになられて、タレントに転身されては?関西ローカル番組の遠足や食レポのレポーターとして大活躍間違いなしですし、斎藤さんファンの方は今よりもっと斎藤さんの露出が増えて良いのでは?
4、懇談会を廃止するのは悪いことではないとする方の主張には、「24年4月の定例の懇談会では、国会議員側から文書告発問題への対応や県立大無償化実施の経緯を巡って、斎藤氏に苦言を呈する場面もあった」という前提が欠けています。
斉藤さんが定例会見での記者の質問や苦言にまともに答えていないことも併せて考えれば、斉藤さんは苦言には耳を貸さないタイプであり、定例会での苦言を回避するために懇談会を廃止したと考えるのが自然。嫌なことを言われたくないがために、貴重な意思疎通の機会を捨てたのでしょう。個別に懇談するからいいじゃないかという反論もあると思いますが、国会議員が個別に懇談してもらえるという保証はどこにもにもなく、個別に懇談できたとしても、頻度が少なくなるなどすれば、懇談会と同様に意思疎通が図れるかどうかは不透明。斉藤さんの性格から考えれば、苦手な議員との面会は拒否するでしょうね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f2862d450e7da9d6392f4ab93d0020e818f52f26,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]