農林水産省は20日、政府備蓄米の販売期限の延長を発表した。九州・山口の小売業者たちは、特に備蓄米がすぐに売り切れる状況にあるため、延長に安堵の声を上げた。しかし、一部の業者からは政府の対応に批判の声が上がった。ドラッグストア大手のコスモス薬品は2万トンを申し込んだが、未だ3割しか受け取れていない。同社は期限延長を歓迎したが、別の業者は6月の受け渡し以来、納品がない状況に「延長は当たり前」と憤り、精米業者への手配もキャンセル不可で困惑している。
農水省に原因や見通しを尋ねても納得のいく回答は得られていない。
政府備蓄米の販売期限延長問題は、農水省の計画的欠陥を如実に示している。こうした遅延は業者に深刻な影響を及ぼし、無計画性の典型例とも言える。まず、契約の履行について厳格な管理体制を敷く必要がある。次に、遅延の原因を徹底的に調査し、再発防止策を講じるべきだ。また、新しい請求システムやデジタル追跡ツールを導入することで効率と透明性を確保し、顧客への迅速な納品を保証することが肝要だ。農水省の既存体制を刷新しなければ、こうした事態は頻発しかねない。競争力強化のために業界の信頼を取り戻し、国家としての信用を守ることが喫緊の課題だ。
ネットからのコメント
1、日本人の主食は米である その米が一年で2倍以上になった なんとも思いませんか?そして今年の新米はそれ以上に高騰しそうである これでは主食として米が普通に食べられるでしょうか?農家の為と高騰を容認するようにJAなど主張しますが本当に儲かっているのはJAと米の卸業者ではありませんか?小泉進次郎が500%の利益になった卸業者があると言っていたが農家の窮状を助けると言う裏にはどうもきな臭い事がありそうです もう文句言っても始まりません 買えないのであれば買えないなりの食事を考えるしかありません
2、近所の大型スーパーではキロ5000円の銘柄米が1000円値下げとなってます昨年、買い占めた米も何処まで吐ききれたのか?JAの古米も出し惜しみ、主食を投機の対象としてしまった農政の反省として、この期間延長は当たり前の事ですね新米が高値なのは当然ですが、全体的な価格が落ち着くことを祈る次第ですね。
3、この米騒動は、今年の新米が本格的に出回っても解決しないよ。なぜなら、去年からの店頭価格高騰を受けて、今年は相当な青田買いがされているだろうし、複雑な流通は健在なので、原価が次々に上乗せされる仕組みが変わっていないから。そうなると、まだまだ備蓄米はありがたい。新米が出回るのも終了の目安かもしれないけど、備蓄米の販売期限は、新米が正常な価格(許容できる程度の値上がりを盛り込む。)で店頭に並んだことを見届けてから合理的にもうけていただきたいものだ。
4、売れ残ってる地域もあるとのことですが、(九州ですが)未だに備蓄米を店頭で見かけたことないです。備蓄米が出てもすぐに売り切れになるらしく本当に見かけたことない。普通に入手できるようにして欲しい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/61df9334d7c1f442a93b286222af0fe523c5f25f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]