中東サウジアラビアで「ドラゴンボール」テーマパーク開業の計画に対し、元『週刊少年ジャンプ』編集長・鳥嶋和彦氏が反対を表明した。彼は、日本の子どもたちが育ててきた文化が無視されていると指摘し、政情不安な地域にパークを建設することや、原作を軽視するビジネスの進め方に批判的だ。彼は、メディア展開の際にはビジネスの仕組みが整備されるべきだと主張し、作家はその制作プロセスに過度に関与すべきではないと述べた。
漫画とその文化を育て上げた日本の子供たちを置き去りにするようなテーマパーク建設は、大きな誤りである。鳥嶋氏の発言は、出版社や企業が目先の利益に囚われ、漫画の持つ文化的価値を軽視している現状を批判している。問題の本質は、日本の漫画文化が育んできた取引関係や感謝の念の不足であり、それが商業的追求に盲目となっている点にある。第一に、日本の子どもたちへのアクセスを考慮した地理的選定が必要だ。第二に、原作の精神とファンに感謝を示す方策を設けるべきだ。第三に、サウジアラビア内での政治的安定を確認してから進めるべきである。漫画の文化は個人と社会の価値が交差するものであり、金銭的利益だけでその価値を置き去りにする行為は、まさに本末転倒である。
ネットからのコメント
1、流石は伝説級の作品の編集だった方だけありますね今映画が超ヒット中のジャンプ作品の作者の方もですけどメガヒットを飛ばしても大変謙虚な姿勢でおられましたクリエイターにユーザーに迎合しろとまでは言いませんがどんなに売れても驕らずに支えてくれるファンの方を見てるような人が面白い作品が作れるんだろうなと色々な作品に触れて感じています
2、同じくサウジのターゲットになったものとしてSNKというゲーム会社がある。ドラゴンボール世代ならほとんどが知っている当時格闘ゲームで人気のメーカーだ。最近出た餓狼伝説という格闘ゲームにはわけのわからない外国人のDANCEDJやサッカー選手を格闘ゲームのキャラとして入れたりと本来必要のない要素までやられて非常にがっかりした。これをドラゴンボールに当てはめると新作ドラゴンボールアニメがサウジの意向で作られ舞台も中東、メイン級のキャラも中東キャラが加わるだろう。わけのわからないサッカー選手やDJまでドラゴンボールの世界に登場する可能性大。ドラゴンボールはサウジに私物化される可能性もある。このテーマパーク案件をまとめた人物のトップ層には数億、数千万が入るだろうから喜んで身売りしたのだろう。悲しいことだ。何も作れない国に自分の国のカルチャーを汚されるのは許せない。
3、失敗は目に見えているからドラゴンボールのテーマパークなど必要がないです。ドラゴンボールの作品事態が個人個人の心に刻み込まれてるので心の中に夢のドラゴンボールテーマパークがあると私個人は思います。
4、マシリトさんへ批判的な意見もありますが、私はマシリトさんが不満を持つのは当然だと思います。当時の制作に深く関わった当事者として、我々には感じ得ないような色々な思いを強くお持ちなのでしょう。確かに今の日本にドラゴボールのテーマパークを単独で作っても採算が取れないかもしれませんが、それはそれ。作るとしたらドラゴボール誕生の地の日本になるべきだ!という、気持ちを語って下さっているだけです。マシリトさんにはその発言をするだけの資格があります。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/54315dab8aed5dda947e83c4adc2aac286dcbe15,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]