2022年7月に発生した安倍晋三元首相の銃撃事件について、被告の山上徹也の公判が奈良地方裁判所で始まりました。この事件では手製の銃を用いた暗殺という衝撃的な手法が使用され、事件後すぐに世界中で広く報道されました。事件後3年以上が経過し、日本国内では山上に対する同情的な見方も一定数存在しています。特に、山上の行動が日本の政治風土や社会問題における不満を象徴していると捉え、彼を支持する動きがあります。
英紙「フィナンシャル・タイムズ」は、この現象について、日本の歴史や文化に根差した背景を考察し、国際的な視点から疑問視しています。山上に対するインターネット上の支持や、彼に関連した商品が出回る現状は、犯罪者を英雄視するような危険な傾向を示しています。

安倍晋三元首相の銃撃事件に対する日本国内の反応は、深刻な社会問題を浮き彫りにしています。まず、元首相の殺害という重大な犯罪が、いかなる理由であれ擁護される現実は、道徳の基準が変質していることを示しています。この問題の根は、政治への不信感や不満にあると言えるでしょう。しかし、政治的な不満を暴力によって表現することは決して許されるべきではありません。改善策として、まずは政治と市民の対話を深め、透明性のある政策過程を確保することが必要です。また、教育を通じて暴力の非生産性を認識することも大切です。
さらに、インターネット上での暴力的な英雄視を規制し、犯罪とその美化を阻止する取り組みも求められます。法と道徳が混在するこの社会で、暴力に頼らない健全な議論を築くことが、今日本が向き合うべき課題です。
ネットからのコメント
1、その通りですよ。理由があれば他人を暗殺していい世界なんてないよ。単なるテロリストに同情したり、やむを得なかったと思う人達が多数いるのは怖い。自分の主張を聞いてもらいたければ、要人を暗殺したり、インパクトが強いことをやればいいと思う人が出てくる。要人だから関係ないと思ってるのかもしれないが、いつ自分や家族が巻き込まれるか分からないよ。
2、ケネディ暗殺時のオズワルドが情状酌量されたなんて話聞いたことがない。彼はアメリカやヨーロッパならなら有無をいわせずテロリストだよ。やったことがすべて。アメリカならグアンタナモ収容所に送られ他のテロリスト予備軍との関連性を調べられる。
3、山上被告にはあくまで判例に添った殺人罪適応で良いのであって、対象が安倍元首相であった事とは切り離して裁かれるべき。
そして安倍氏と旧統一教会との癒着と問題性について、山上被告裁判とは切り離して究明を進めるべきだろう。こちらも早急に解明しなければ、山上被告の予備軍はまだ少なからずいるものと思われる。つまり、殺人を犯したのは山上被告だが、その前に、インチキ宗教団体に肩入れして社会不安を生み出したの誰だったのかという事。
4、殺人は重罪である。しかしこの暗殺事件が無かったら政界と統一教会の癒着が報道されただろうか?否、この事件で初めて統一教会の政界との悪行が暴露されたのは間違いない。何をしたかでは無く、何故その犯行に及んだか。動機が裁判では左右される。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/26328969e62b21c3a43e951681acc5f8fa8ecf05,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]