伊藤詩織さんは、2017年に元TBS記者・山口敬之氏から受けた性暴力を実名で告発し、『Black Box』を出版しました。性暴力被害について刑事・民事の手続きを経て、民事裁判で勝訴が確定。彼女が監督したドキュメンタリー映画『Black Box Diaries』が2025年12月に日本で公開されます。2024年にはアメリカで上映され、アカデミー賞にノミネートされました。
映画には一部の映像や音声の扱いについて指摘があり、日本公開版では修正が加えられています。伊藤さんは映画を通じて、性暴力の社会問題及び権力構造を可視化しようとしていますが、本作の公開への不安も抱えています。

性暴力被害を巡る問題は、個人の痛みを超えて社会制度の欠陥を露呈しています。本事件では、捜査の不透明さや逮捕状の突然の取り下げなど、司法制度における権力の影響が露骨に示されました。まず、制度の透明性を確保し、特に性暴力事案に関する過程の詳細な記録を義務化するべきです。さらに、第三者機関による捜査の監視を導入し、被害者の立場が軽んじられることのない公正な環境を整えねばなりません。そして、教育現場での性暴力や権力腐敗に関するプログラムを立ち上げ、若年層からの理解を深めることが求められます。
伊藤詩織さんの闘いは、私たちの社会が抱える巨大な「ブラックボックス」を白日の下にさらす契機です。個々の事件を「例外」としてではなく、この社会全体を問うきっかけとし、変革への道を切り開きましょう。
ネットからのコメント
1、彼女の被害に同情して善意で協力してきた人たちを隠し撮りして作品を作るのは問題ありすぎます。アカデミー賞を取るには生々しいやり取りのリアリティーが必要だったのでしょうけど、自分のために動いてくれていた人たちを傷つけるのは人道的に反する行為だと思います。タクシー運転手に謝罪し日本版では修正したところで世界発信はされてしまっているのでもう取り返しは付きません。
2、同情する余地があると思いますが、自分がやったことは猛省しているようには見えないですね。被害者意識が高いだけで、自己弁解しているばかりで、とても違和感を感じますね。自分の行為を正当化していくのですが、自分の考え方や行為が間違っていることを一切受け入れなくなることになるのは残念ですね。
3、この人は元々上昇志向だったところを絡め取られて被害に遭ったことで、上昇志向の軌道が捻じ曲がってしまったんですよね。
そこは大いに同情すべきだと思います。ただ、上昇のベクトルは相変わらずで、私は間違ってないんだ世の中が間違いなんだって、今度は世間に不毛な戦いを挑んでるので、そんな終わりのない、成り上がりなんだかリハビリなんだか良くわからないことに付き合ってあげるかどうかは、それで迷惑かかってる人もいたりして、お好きにどうぞぐらいにしか思えない、というのはありますね。この人がそうであるように、みんな自分のことで精一杯なんでね。
4、自分が無断で人を苦しめる事は告発した自分より良い被害で問題なし自分が受けたとされる被害は悪い事被害者がいるならどちらも同じこの方の顔をよく見て「真実を言ってる」顔かどうか 顔にどう表れてるか各々が考えてみればいいと思う
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ecc838a8bfb597e52ea8ffc9db4658dc6e592645,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]