2024年6月に北中米ワールドカップが3か国（カナダ、アメリカ、メキシコ）共催で開催されることが発表され、注目を集めています。12月5日にグループリーグの組み合わせが決定し、日本はF組に入り、オランダ、チュニジア、欧州プレーオフBの勝者（ウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニア）と対戦予定です。オランダ国内ではレジェンドOBのヴェスレイ・スナイデル氏が現在の代表チームに対する厳しい評価を示し、「他国の方が強い」と発言。

特に日本に対しては、戦術的にも技術的にも優れた難敵として警戒しています。これはオランダ国内での期待値がかつてほど高くないことを示していると考えられます。

オランダ代表に対する厳しい批判は、その成績と期待値のギャップを浮き彫りにしています。スナイデル氏の指摘にあるように、この数年間で強豪国に勝利できていない現実は、クーマン体制の限界を示唆しています。問題の本質は、選手の個々の能力が優れていても、チームとしてのまとまりや戦術が欠けていることにあります。欧州リーグのスター選手を擁しているものの、それを活かしきれていない今の代表には、システムの再構築が必要でしょう。具体的な解決策としては、戦術の見直し、若手選手の積極的な起用、そしてメンタル面の強化が急務です。それらは単に個の能力に頼るだけでなく、組織的な効果を生むための鍵となるでしょう。

オランダ代表がかつての栄光を取り戻すには、これらの課題への取り組みは避けられないと感じます。戦術とシステムが揃わなければ、いくら世界的なスターを擁していても世界の舞台で輝くことは難しいのです。

ネットからのコメント

1、前回、1994アメリカ大会のオランダ代表には、クーマンがいた。方や、ドーハで涙を飲んで出場を逃した日本代表には森保一がいた。１０年一昔と言いますが、三昔前、時代が流れてオランダと日本がアメリカでワールドカップを戦う。本当に日本サッカーの積み上げてきた物の大きさを思う。オランダはグループ最大の敵として、本気で日本対策をしてぶつかってくるはず。ただ、日本はそれを上回れると思う。個人的にはずっとオランダ代表のファン。本当に楽しみなカードが組まれた。メディアの戦力分析など、これから始まってくるでしょうが、それも含めて楽しみです。

2、日本の報道みたいに楽観的で無いところが古豪、強豪国たるところ。正直、簡単なグループで無いと思うけど、日本の解説者の方々は何故か楽観的に『いける』って発言が目立つ。いつになったらこういう所が改善されるのか。

監督、選手、サポーターはもっと冷静に見てると思う。テレビ等で発言する人達も希望的観測じゃなく冷静な分析、判断を願う。

3、組み合わせ抽選の段階で我々は勝ったも同然、日本は可哀想に笑とか調子に乗ってる国もあれば、こうして過去の実績があっても兜の緒を締めている国もいる。それが技術以上に強豪国とのメンタリティの違いなんだろうね。ロースコアスポーツは番狂わせが起きやすいスポーツ。日本も自惚れる事なく謙虚に実直にやっていきたいね。

4、まぁ、メキシコのことを昔ほど強くないから、と言って楽勝ムードを醸し出している国もあるからね。開催国なんだけどね。それから考えると、アジアのチーム・日本に対して決して侮らないところが、全盛期ではないとは言え、やはり腐っても鯛とでも言うべきだろうか。選手層をみても、ヨーロッパの中でもオランダは上位にいることは間違いない。日本は全力で当たって欲しい。