「あしなが育英会」が行った調査によると、病気や自死で親を亡くした高校奨学生の収入は平均249.3万円で、ひとり親世帯等実態調査よりも低所得。奨学生の半数以上が年に1度の家族旅行ができず、友人並みの服や遊びに必要な金銭も不足している。都内で奨学金受給の母親が息子への昼食代を節約させる様子や大学進学への思いを語った。月3万円の奨学金給付に企業寄付を活用し、支援の輪を広げることを目指している。

親を亡くした高校奨学生たちの深刻な経済状況は、ただ単に貧困の問題を超えて、子どもたちの将来に影響を及ぼしています。政府の支援が存在するにも関わらず、学費の無償化だけではなく、子どもたちがより自由に使途を選べる金銭的支援が必要です。まず、地方自治体や政府は、現在の奨学金制度を改善し、生活費の補助を拡充すべきです。次に、学校や地域社会が連携し、奨学生とその家庭を精神的にも支援する仕組みを構築すべきです。加えて、企業や個人の寄付を積極的に活用し、多様な支援活動を推進することが重要です。このような具体的なアクションをとることで、貧困による機会の格差をなくし、すべての子どもたちが平等な教育と体験を享受できる社会を目指すべきです。問題の根幹にある社会の不平等を認識し、変革を追求することこそが、今後の社会において重要なテーマです。

ネットからのコメント

1、両親がいたとしても、兄弟が数人いたり この物価高などで 奨学金で進学する子も結構いる。自分も 小さい頃は家族旅行も毎年なんて行けなかったし、休日はスポ少などでどこかに行くとかなかった。行ってもショッピングモールとか公営の大きい公園とか笑。渦中にいると自分が一番大変で不幸な気がするけど、そんなものじゃないかな、世の中って。だから嘆くだけじゃなくて、将来自分で働いて好きな服着たり、好きな所に旅行するのを目標に頑張れればいいな。

2、年に1度の家族旅行にも行けないなんて普通です。うちは中間層所得の世帯ですが、家族旅行とか費用出して行けないこともないが、物価高でもう8年くらい行ってないです。大学は金払ったもの勝ちです。親が払うか、自分で払うか金払った家庭のみが、または優秀な特待生が行くのは当然です。

3、困難に直面している人を支援するのは大切です。経験格差を埋める事も必要かもしれない。しかし、子ども達自身が果たしてその旅行を望んでいるのか？その旅行をしなければ健全に成長できないのか？我が家は中間層で、両親揃っていますが、旅行は年に一回の頻度ではしないし、海外にも行った事はありません。

よそにあって我が家に無いものはたくさんあります。しかし、それを子ども達が貧しいと捉えているとは思いません。第三者からの行き過ぎた支援は、逆に子どもの成長の機会や将来の楽しみを奪う事もあると思います。貧困であろうと中間層であろうと、足るを知る事は大事ではないですかね？

4、我が家も母子家庭の低所得家庭ですが息子が高校生になった時からバイトを始め学費、食費、修学旅行積立など全て自分自身で捻出してくれました。もちろん遊びにも行ってました。夏休みは自転車で旅行にも行きましたよ。大丈夫。アルバイトしながら楽しめますよ。