ライジングサンロックフェスティバルに17年ぶりに出演した椎名林檎が話題を集めています。2023年8月15、16日の公演で、観客が旭日旗のデザインに似たミニフラッグを振ったことが波紋を呼び起こしました。この旗は、戦時中の出征を連想させるとして批判を集め、一部からは国際的に問題視されるデザインを使用することへの懸念が示されています。

椎名の以前のヘルプマーク問題とも関連付けられ、彼女の芸術活動に対し賛否が分かれる状況にあります。

椎名林檎のファンによる旭日旗風フラッグの振舞は、歴史的背景を無視できないデザインの使用に対する無神経さを如実に示しています。椎名林檎本人が直接関与していなかったとはいえ、ファングッズにこのデザインを採用すること自体が、社会的無頓着さを象徴しています。まず、アーティストとそのチームは、デザインの歴史的背景を精査し、国際的にどのような影響を及ぼすのかを深く理解すべきです。次に、ファンが自発的に行動することを防ぐためのガイドラインを策定し、社会的影響を最小限にするよう努めるべきです。さらに、関係者は定期的に社会問題に関する意識を高めるための研修を行い、アートが与える影響についての理解を深めることが求められます。

これらの次第を無視した結果、再び同じ過ちに陥る可能性は排除できません。芸術は表現の自由を追求する場である一方で、多様性と共生の視点が欠如していては、それもまた負の歴史の象徴となるだけです。

ネットからのコメント

1、私は椎名林檎さんのファンでも無く客観的にこの記事を読んでみたけど石黒隆之と言うこの記事の筆者の悪意ある『先入観』でアーティストを否定するような記事を書くのは如何なものか。旭日旗をモチーフにしたら、国粋主義とかちょっと言い過ぎだろうと思う。感情論では真実は何も見えない。

2、旭日旗のデザインが国際的に脅威って、ごくごく一部の国が重箱の隅をつつくように因縁付けてるだけではないですか。丸から放射線状に線が伸びるって別にありがちな意匠だと思います。

3、日本の旭日旗は英国海軍では敬意を持たれていて、また旭日旗は海上自衛隊で使用されて公的に認められたものだし、旭日の意匠も欧米でデザイン的にも人気がある。そもそも日本では旭日の意匠は伝統的にも縁起の良いものとされている。2000年代から韓国が執拗なまでに旭日旗はダメと言っているが、彼ら曰く戦犯旗とのことで韓国人からすると悲惨な歴史を思い出すとのことだけど、言葉の定義自体は不明なので特段問題はないと個人的には思う。

4、椎名林檎さんは今回のグッズの販路を韓国まで伸ばしたいのでしょうか?そんな事ないですよね、日本の歌が好きな日本人向けのグッズでしょ。じゃあ何一つ気にすることはないですよね