米厚生省は5日、メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンの開発計画への投資を中止すると発表した。ワクチン懐疑論者として知られるケネディ長官は、保健政策の大きな方向転換を進めており、今回の決定もその一環である。ケネディ氏は、mRNAワクチンが新型コロナウイルスやインフルエンザに対して予防効果がないと一方的に主張し、約5億ドル(約740億円)規模の22件の開発計画に対する連邦政府の資金提供を停止する意向を示した。
mRNA技術は新型コロナウイルスワクチンの基礎技術として使用され、コロナ禍の収束に大きく貢献したが、その発展には2023年のノーベル賞受賞者であるカタリン・カリコ氏とドリュー・ワイスマン氏の功績がある。
ケネディ長官が進めるmRNAワクチンへの投資中止は、科学的な成果を無視し、既得の知見を否定する危険な行動と言わざるを得ない。新型コロナウイルスに対する予防効果が認められたmRNA技術を無視することは、社会にとって無益であり、公共の健康への重大な後退を意味する。この方針転換は、政治的な立場や個人的な意見に基づくものであり、科学的な根拠に欠けている。
問題の本質は、科学と証拠に基づいた政策決定の重要性が軽視されていることだ。科学者の成果を尊重し、誤った方向転換を避けることが必要である。まず第一に、mRNA技術の更なる研究と開発を支援するべきであり、公共の安全を守るためにワクチン研究への投資は不可欠だ。
第二に、ワクチンの効果に対する正確な情報を広め、誤った認識を正すために啓発活動を強化すべきだ。最後に、政治的な影響を排除し、科学者の判断を尊重する体制を整えることが求められる。
科学技術の発展は、人々の命と健康を守るための基盤であり、これを無視することは社会全体の信頼を失うことにつながる。
ネットからのコメント
1、正直mRNAワクチンは充分な検証の上で認証されたか疑問が残る。コロナ禍では致し方なかったとは思うけど、これからはじっくりと検証して欲しい。
2、国連WHOは米国脱退により予算の減少を受け部門を半減するとしている。米国の脱退により日本への負担の増額を求めると予想される。テドロス事務局長は中国寄りである。日本は国連加盟国中、米国、中国に次ぎ第3位の分担金負担国であり今の国力のわりに支援金が多過ぎる。WHOへの多額の支援金は程ほどにして日本人の暮らしの支援をした方が良い。
3、モデルナを2度接種して、2度とも副反応の高熱で苦しんだ。家族はファイザーだったので、副反応は軽かった。ところが、結局家族全員がコロナに感染した。
予防効果がないのは確かだろう。「ワクチンを接種したから、感染しても軽かった」という話もあるが、本当のところは分らない・・・。
4、そもそもコロナ自体の予防効果なんて無いと言う説明でしたし、私もあの当時コロナの重症化に対して一定の効果があり重症者患者の対応に限界だった医療従事者の負担軽減に繋がるなら、と言う認識でした。よくワクチン打ったのにコロナにかかったとか言う人が居ましたが、最初からコロナ自体の予防効果なんてないのになと思ってました。ですから今現在医療体制が落ち着いてる時に無理にワクチンを摂取する必要はないと思ってますけどね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d510e32b6835378c5510ac3feea9e0eb5bf21584,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]