山梨県富士河口湖町で話題の「コンビニ富士山」は、美しい富士山の眺望が楽しめる観光スポットです。2024年に観光客が殺到し、違法な道路横断や安全への懸念が浮上しました。同年5月に高さ2.5mの目隠し幕が設置され、一時観光客数が減少したものの、8月に台風の影響で撤去。その後、幕の代わりにポールや柵が設置されるも再び観光客が増加。
2025年8月には高さが1.4mの幕が再設置されましたが、富士山が見える状態が復活し、横断の危険が再燃。地元では観光活性化の期待と安全確保のジレンマが続いています。
観光地としての魅力がある一方、過剰な来訪者によって地元が抱える問題は深刻です。道路横断の危険行為が繰り返される現状は看過できません。「目隠し幕」の高さを1.4mに低くした理由が、大型観光バスの通行を優先するためという説明には、観光都市としての利益追求が前面に出過ぎている様に映ります。この結果、多くの住民が身の危険を感じる状況が再発しているのです。
本問題の解決には複合的な対策が求められます。第一に、横断禁止エリアの明確化とその管理強化。警備員の常駐や監視カメラの設置などの厳格な取り締まりが必要不可欠です。第二に、観光客向けの分かりやすい標識やガイドラインの提示で、安全行動を啓発する努力が必要です。
そして第三に、「コンビニ富士山」を楽しむための専用観覧スポットの整備です。これにより、安全と観光の両立を図る余地は広がるでしょう。
利益や活気の追求だけでは、住民の生活や安全が危険にさらされる現状に目を逸らすことになります。観光客の増加は地元経済に利益をもたらすかもしれませんが、それが地域社会の質を損なうのでは、本末転倒と言えます。富士河口湖町は、安全を最優先に考えた観光地づくりを目指すべき時期に来ているのです。
ネットからのコメント
1、そもそも平気でルール違反する人には注意や看板等はほとんど響きません。私としては、被写体にあえて邪魔な物を設置(具体的に思い付きませんが)して、景観を悪くし、写真映えしない状態にすればどうかなと思います。そうすれば写真を撮る価値は無くなります。元々映えスポットを売りにしてる訳ではないので問題無し。
2、これ毎回歩道側に幕張ってるけど、お店の裏に張れば良いんじゃないの?って思うのは自分だけでしょうか?
3、河口湖町へ無謀な横断を減らすには条例で罰則を設け、その場で罰金を徴収することは出来ないですか?性善説はがいこくじんには通用しません。
大変でしょうが罰金徴収以外には策はないと思いますよ!
4、このローソンの看板の上にネットを張るなどの対策を採るべきだと思います迷惑インバウンドたちに地元住民が大きな迷惑を被っているのに、地元民のためのローソンが何もしないのはおかしいと思います1店舗の問題と言うより、ローソン本部のあり方が問われているのではないでしょうか
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c9db805ab2c15bc78c9524397573fdcd71772b17,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]