広島県高等学校野球連盟は、令和7年度秋季広島県高等学校野球大会の開幕を前に、SNS上での選手や関係者への誹謗中傷に毅然と対処する方針を示しました。この声明は19日に発表され、SNSでの誹謗中傷がもたらす名誉や尊厳への損害、心身への深刻な影響を強調。広陵高校が過去にSNSで拡がった誹謗中傷により大会途中辞退を余儀なくされた経緯も背景にあります。
県高野連は、必要に応じて法的措置を取る姿勢を明確にし、公正で安全な大会運営を目指しています。
この度の高野連の声明は、その内容の重みがあまりにも明白です。まず、SNS時代における誹謗中傷問題が、未成年である高校生に及ぼす影響の大きさには驚愕せざるを得ません。この深刻な問題に対し、高野連が法的措置を含む厳格な態度で臨むという姿勢は評価できますが、それだけでは根本的な解決にはなりません。制度の欠陥として、誹謗中傷を未然に防ぐための体制整備が不可欠です。SNS運用のガイドラインを設けることや、市民を巻き込んだ啓発活動の推進、そして教育現場における情報モラル教育の強化が求められます。若者が夢を追い求める場が尊厳を傷つけられる戦場とならないためにも、社会全体の意識改革が急務です。共に支え合い、尊重し合う文化を育むことが、この不健全な状況から脱する唯一の道です。
ネットからのコメント
1、いつも思うんだけど、何で最初に攻撃的な姿勢から入るんだろうね?誰がこの事態を招いたか、一番苦しい思いをしているのは誰か理解してるか?まずはそのことへの言及だろ?自分たちの至らなさに対する謝罪が先だろ?その上で「どうか無関係な個人への誹謗中傷や、爆破予告等の犯罪行為を匂わす発言は絶対にやめてください。我々としても学生の身の安全や大会運営のために法的措置を取らざるを得なくなります。必ず厳正な再調査の上、関係者には然るべき処分を下すことをお約束いたします。ですから、どうか行き過ぎた言動は控えてください」と言うべきだ。それをいきなり法的措置を言い出すものだから、こっちからしたら「脅してるのか?」ってなって、一部の人間は余計に態度が硬化したり過激化したりするんだよ。
2、誹謗中傷を咎めるのは全く問題はない。しかしその前に広島県高野連として転校させられた(転校した?)被害者1年生に対する謝罪があってもいいのではないか?加害者保護ばかりするから、世間とのズレに気付いていない。被害者に寄り添って、加害者を罰することも高野連の仕事の1つ。
3、広陵高校側は何をするにしてももう少し物事の順序を把握したほうが良いと思います。今、世間は広陵高校に何を求めているかというと、被害を受けた生徒にしっかりした謝罪をし学校の悪い風土を一新させることだと思います。こういう事はそれをした上で世間に求めること。それを一切せず訴えかけても周りは納得しない。これだけ事態が大きくなって社会問題化しています。高校野球全体、大きくするとスポーツ界全体の在り方が問われています。広陵高校だけの事じゃ済まなくなるという事を認識して下さい。
4、ちょっとなに言ってるかわからない。看過しちゃダメなのは誹謗中傷もそうだけど、まずは部内や校内で起こっているいじめや暴力、それをもみ消す隠蔽体質じゃないの?ズレてない?誹謗中傷はいきすぎた表現かもだけど、発端がなければそもそも起こり得ないのだけど。犯罪が犯罪を生んでる構図なのだからまずは隠蔽や暴力を無くそうって話が前段に来ないと。ただの保身だよこれじゃ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f19ab9bd7925b58fc41d5b5613b581a319f41b43,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]