2023年10月10日、社民党の福島瑞穂党首は国会内の記者会見で、高市早苗首相が進める旧姓使用の法制化について「選択的夫婦別姓をつぶす法案」として強く批判しました。高市首相が「必要な検討を進める」と述べた一方で、内閣府がこの法案について知らないとした点に疑問を呈し、「官邸の独走ではないか」と問題視。福島氏は通称使用が認められることには賛成するも、選択的夫婦別姓の実現を阻む内容であると主張し、この法案が国際的な身分確認の混乱を招くと具体例を交えて指摘しました。

また、自民党が国民の声を聞かず、政治の後退を招いていると批判しました。

この議論は、選択的夫婦別姓という社会的に重要な論点を揺るがすものである。高市首相の旧姓使用制度が通称使用の法制化を阻む実態は、現状の法制度の欠陥を露呈しています。この制度の真の目的は、選択的夫婦別姓を潰すことであり、ジェンダー平等の観点からもあまりにも不合理です。現在の法律では、旧姓と通称の使用が統一されておらず、特に外国での手続き時に甚大な混乱を生むことが指摘されており、この制度では根本的な問題を解決することは不可能です。

解決策として、まず、選択的夫婦別姓の実現を法改正の第一歩とすることが必要です。また、国際水準に合わせた身分確認制度を整備し、トラブルのない通称使用を可能にする法整備を進めるべきです。さらに、政策決定過程において、関連機関との連携を密にして透明性を確保することが求められます。

自民党の古い体質により、このような事態が生じることは、国民の信頼を損なうものであり、時代遅れの政治からの脱却が急務です。選択的夫婦別姓の問題を軽視することは、多様性を尊重しない社会を助長する結果になりかねません。この問題を解決することで、国はより公平で、現代的な社会を築く道を歩むべきでしょう。

ネットからのコメント

1、いつまでも優先順位の低い問題に振り回されたくないから、区切りをつける為に高市首相が法案を出したんでしょ。つまりはそういう訳ですよ。今の日本の置かれている状況、国民生活等諸々の問題の中で、夫婦が別姓がどうかなんて喫緊の問題では無いし、もっと言えば解決しなくても殆どの人にとって、日々の生活に影響は無い筈。怒りが堪えない？仮にも国会議員なら有権者の生活向上や、社会の為にもっと建設的な意見が欲しいですよね。ワーワー騒ぐだけのの貴方に怒りが堪えない有権者は多いと思いますよ。

2、旧姓使用拡大の法制化で選択的夫婦別姓がつぶれるのであれば充分それで事足りると福島さんが太鼓判を押してるようなもの。旧姓使用の拡大を法制化しても尚不便が有る方の為の特例措置は議論されてもいおかなぁ…とは思うが順番としては先ずは旧姓使用の拡大が一番目。

その上での不便はしっかり統計を取りその上で議論をすれば良い。

3、何を言うと選挙の結果が全て。社民党さん、国会で何議席ですか？みんな必要と思えばその政党に投票されるはず。必要ないと思われるので投票されない、議席増えないのでは？国民の声を聞かない？投票されない、必要ない政党と言う国民の声を聞かないのは社民党さん自身ではないですか？人の振り見て我が振りなおせ。

4、福島議員が強烈に反対することを見ると、旧姓使用の法制化は正しいと言える。家族制度を崩壊させる選択的夫婦別姓は反対。高市総理は過去、夫姓を名乗っていたのを離婚後に高市姓に戻して、再婚後は夫に高市姓を名乗ってもらっている。夫婦間で同一姓を選択するから家族制度が維持できる。旧姓使用で不都合がまだあるならその際に改善することで良いでしょう。