この事件は2023年12月10日に中国外務省の報道官が定例会見で、日本のアイヌや琉球の先住民の権利が侵害されていると国営メディアの質問に答えたものです。報道官は中国が国際的な人権交流を推進していると述べる一方で、日本が外国人差別政策を続けていると批判しました。また、具体例として南京事件や慰安婦問題を挙げ、日本が歴史的な罪を悔い改めようとしないとも指摘しました。
同月13日には南京事件の犠牲者を追悼する国家行事が予定されており、日本批判の声が高まる可能性が示唆されています。

中国外務省報道官による日本への批判は、国家間の緊張を高めかねない要素を含んでいます。まず、この問題は単なる外交的応酬ではなく、アイヌや琉球民族の権利の問題として国際的な人権問題を提起しています。日本がこれに対してどう対応するのか、慎重で建設的な姿勢が求められます。しかし、歴史問題を外交の手段として利用することは、関係修復を困難にします。日本政府は、まずは公正で透明な調査を進め、国際基準に基づいた人権の尊重を示す必要があります。次に、積極的な対話を通じて相互理解を深めること、そして、教育やメディアを通して正しい歴史認識を広めることが重要です。国際社会の中で互いの文化と歴史を尊重し合うことは、国家間の信頼を築く礎となります。
歴史の重荷を未来への教訓として、より平和で公平な社会の構築を目指しましょう。
ネットからのコメント
1、ウイグル、チベット、内モンゴル、香港、他。これだけ重大な人権侵害を現在進行形でしておいて、よく言えますね。恥ずかしくないのでしょうか。もはや中国政府の発言からまともな内容を見つけることが難しいレベル。素人から見ても、国として末期症状だと思います。
2、チベットは、チベット人を西側から解放するためと称して中国に征服されたが、チベット人が仏教徒として武力による抵抗運動を行わなかったことも要因と言えるでしょう。ウイグルでも無料の職業訓練所設置と称してウイグル人が収容拘束されていきました。日本人もこのような扱いを受けることの無いよう備えていかないといけませんね。防衛は大事ですね。
3、中国の人権侵害は群を抜いています。何を言っても自分達のやっていることは正しいという姿勢は決して曲げないのですね。それは置いといて、この中国の発言を背景にして何らかの主張(先住民族云々)を行う国内の方の動向のほうが気になります。
4、中国が先住民の人権を語るのはお笑い草でしかありませんが、これはツッコミを入れてくれという、盛大なお願いなのでしょう。
初めての習近平主席との会談でも、高市さんはミャンマー、ウイグルの問題を提起して、不評を買ってきたと聞いています。ですが、向こうからも仕掛けてきた以上、中国お得意の『内政問題に干渉するな』は、取り下げてくれたということで良いのでしょうから、しっかり口出ししてあげてください。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/340d1671bdc7fad6e54bcc86fbf38404d55f4752,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]