7月22日、兵庫県の斎藤元彦知事は定例会見で、元県民局長のパワハラ告発に関する遺族へのネット上の攻撃について質問された。質問した記者の実名がネット上で誹謗中傷の対象となり、記者への攻撃が繰り返された。これに対し、日本新聞労働組合連合は、取材活動の萎縮を招く恐れがあるとして事態改善を求める声明を発表。8月6日の会見で、斎藤知事は「取材や報道の自由は守られるべき」と強調し、SNS利用者に対して誹謗中傷の自制を呼びかけた。
斎藤知事が取り上げた問題は、報道の自由が脅かされる可能性がある深刻な事態だ。特に、取材活動を理由にした誹謗中傷が繰り返される現状は、民主主義の根幹を揺るがす。報道機関やジャーナリストが自由に意見を発信し、社会を監視する役割を果たすことは非常に重要だが、ネット上の中傷がその自由を脅かしているのは許しがたい。
この問題を解決するためには、まず誹謗中傷に対する法的規制を強化し、加害者に対する厳格な措置を取るべきだ。さらに、SNS運営企業には、誹謗中傷を抑制するための技術的な対策を講じる責任がある。報道の自由を守るために、社会全体で意識を高め、誹謗中傷に対するゼロトレランスの文化を築く必要がある。
民主主義を守るために、報道活動の自由は侵害されてはならない。
ネットからのコメント
1、石丸さんの支持者もそうなのですが単に「誹謗中傷はやめろ」とだけ言っても、「誹謗中傷は良くない。
ただし批判はいい」みたいなメッセージとなって支持者に伝わっていき、支持者は「これは誹謗中傷じゃなくて正当な批判だ」といって誹謗中傷を続けます。これを回避するには具体的に「こういうこというのはやめろ」と言うことです。
2、7月17日に元県民局長の遺族から「そっとしてほしい」とのメッセージが届いたにもかかわらず相変わらず元県民局長を斎藤知事叩きの材料をしている事に対してクレームが入ったと考えるのが常識的な考え方だと思う。それを社内の人事異動まで斎藤知事叩きの材料にする記者は「守れるべき取材や報道の自由」とはズレているのでは?世の中的には斎藤知事への告発文は第三委員会や百条委員会を立ち上げたが「クロ」の証拠が見いだせず、唯一告発文の一番目に訴えられていた五百旗頭氏とズブズブの関係のあった第三者委員会での独自基準で被害者無きパワハラを認定したくらい。後は本来元県民局長の処分の元となった公用PCの公開をすれば元局長の処分の妥当性を立証出来たが名誉を考えて非公開に斎藤知事は決めた。「報道の自由」を主張しながら「表現の自由」を侵害させようとする記者の矛盾は聞いていて不愉快になるレベルになっています。
3、ジャーナリストの質の低下が良くわかる件だった。記者の発言に対してクレームが来る事とに知事の責任など無い。知事がクレームを主導していたとか間接的に煽っていたならまだしも。時事通信社の人事にも介入出来るわけが無いし、時事通信社も今回の件と異動は関係ないと声明を出している。異動はただの企業判断だ。一般論としてSNSでの誹謗中傷は止めるべきと斎藤知事は何度も公言しているし、この質問で記者が何を求めているのかもよくわからない。新聞労連の求める踏み込んだ見解とは何なんだ。まさか知事がその権力で市民団体や個人に対して意見表明を抑えろと言えと言うのか?それこそ申告な権利の侵害だろ
4、今日もテープレコーダーの会見でしたね。ほとんど正面から答えない知事の態度には記者も思うところがあるのでしょう。「回答を差し控える」は官僚の常套句ですが、コレを言う事で「裏には何かがありますよ」って事。知事の場合は黒い何かか?今日はやたらと聞き返し、やたらと水を飲む。イライラMAXでしたね。記者にも問題はあるのだろうけど、それ以上に知事の誠実さに欠ける態度が問題として大きいのがよく分かりました。
薄笑いで退出する様子は観ていて怖いものがありました。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/114ca8b360b83051810aa10b6a3fbe9b737f72f4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]