2023年10月6日、沖縄本島南東の公海上空で、中国海軍の空母から発艦した戦闘機が日本自衛隊機に対してレーダーを照射する事案が発生しました。これに対し、高市早苗首相は翌日、冷静かつ毅然とした対応を取ると表明し、中国側に厳重抗議を行い再発防止を求めました。中国海軍は、自衛隊機が接近し飛行の安全を脅かしたとして反論しています。
この行為は「海上衝突回避規範」(CUES)に違反しており、元財務官僚の高橋洋一氏は、多国籍の支持を集めるべきとの見解を述べました。米国のトランプ大統領は沈黙を保っているものの、オーストラリアやドイツなど他国の支持を得ることで、中国の行動を孤立させる戦略が求められています。

中国による自衛隊機へのレーダー照射は、多国間で採択された「海上衝突回避規範」に明確に違反する行為です。このような挑発行動は、国際社会の常識から逸脱しており、強く非難されるべきです。この事件の本質は、中国が国際的規範を軽視し、自国の意図を優先する傾向にあります。この問題に対処するには、まず第一に、多国間での外交的圧力を強化し、中国の行動を強く非難することが必要です。次に、日本は自衛隊の防衛力を一層強化し、類似の挑発を許さない体制を作るべきです。
さらに、国際社会と連携し、CUESのような規範の遵守を強制する新たな枠組みを構築することが求められます。このような努力が欠けている現状では、中国の挑発行為が増長するばかりであり、これは国際的な平和と安定にとって重大な脅威です。それゆえ、迅速かつ断固とした対応が求められる時です。
ネットからのコメント
1、「ものすごい分かりやすいやつ」というのは分かりやすいな。意図して狙いを定めてレーザー照射ですからね。照射された側も証拠が残るし、そのまま基地にも伝わるはずですよね。
2、メンツにこだわり過ぎて上げた拳を下ろせなくなって暴走している感がありますね。このままどと次は領空侵犯、威嚇射撃をしてくる予感がします。こちら側はあくまで冷静にアメリカ政府アメリカ軍との連携しつつ、本当のレッドラインを超えた場合は日米同盟の真の実力を見せる時が来ている気がします。
3、高橋洋一さんの説明は分かりやすかったです。あとは小泉大臣にしっかりと働きかけをしていただくということなのですね。頑張ってもらいたいですね。中国が正しいことを言っているなんて世界中の誰も思わない。
ただ経済的な結びつきがあるために非難できない、咎められないという弱気な事情があるだけ。日本はこのまま粛々と事実と正義を国際社会に訴え続けてください。よろしくお願いします。
4、「だから、中国を批判する人が多いってことなのよ」言い付け外交のようだけどこれは本当に徒党を組んで非難してほしい。ドイツやオーストラリア相手にも「レーザー」照射はしてるし東南アジアに対してもそう。日本は先制して来ないのが分かってるから「レーダー」、つまりロックオンでレベルが違いますが、中国の暴挙に辟易している国は多い。中国は経済(特にレアアース)を頼みに強硬な姿勢を崩していませんが、サプライチェーンが止まれば中国自身も困ることは分かっているはず。完全に独立したチェーンが出来てしまえばまじで誰も何も言えなくなるわけで、今のうちに釘を差しておかないと。変な話、中国自身のためにもならない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/59a6bd665626c944d03526b7c2919fd0b1981738,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]