高市早苗首相が消費税減税に関して消極的な姿勢を示したため、物価高に苦しむ国民の失望が広がっている。2025年12月8日の衆院本会議において、首相は消費税減税について日本共産党議員から質問を受け、「飲食料品については2年間対象外とする可能性」を検討中と説明した。一方で、消費税が安定した税収源であり、特定の層に負担が集中しないとする長所を挙げ減税には乗り気ではないことも表明。
減税を期待する世論がある中、技術的な障害(POSレジシステムの遅れ)も課題として明かされ、消費税率引き下げには障壁が多い状況が浮かび上がる。

現政権の消費税減税に対する消極姿勢は、国民が抱える日常的な生活費の重みを直視していないと感じさせる。我が国の税制設計は、景気や人口の変動に左右されにくいという利点を有すると同時に、現役世代全体に広く負担を分散する仕組みを持っている。しかし、この安定性が逆に、現状のシステムが柔軟性を欠いていることを露呈している。消費税減税が困難とされる原因がレジシステムの遅れにあるとの言及は問題の根本に迫っていない。まずは、既存のPOSシステムの迅速なアップグレードを図るべきだ。また、消費税率だけでなく、生活必需品の免税枠の拡充による直接的な支援策を検討すること。
そして、国内外の事例を参考にした革新的な税制改革を短期間で実施するための具体的なロードマップ策定が求められる。首相の「責任ある積極財政」を掲げるならば、現役世代にとって真に負担の軽減を実現する政策展開が急務である。技術的な遅延に留まらず課題を一掃することが、信頼回復への道筋となるだろう。
ネットからのコメント
1、首相になる前は「国家の品格として食品の消費税はゼロであるべきだ」なんて言ってなかった?レジシステムなんて今でもイートインと持ち帰りで変えられるくらいだから、すぐにできそうなものだが。責任ある積極財政も結局家計への還元はほとんどなく、業界団体や大企業向け。国債の増発もあるから円安や長期金利のアップも止まらないよ。できもしないことをさもできるかのように言って、裏でステルス増税を進める。国民もそろそろ気づき始めてるんじゃないかな。
2、元レジの営業をしていたのですが、レジ自体の設定変更は、すぐに出来るもので、取扱説明書にも書かれているはず、多少機械に詳しければ、個人でも出来る様な設定でしたけどねぇ!レジがと言うのは、無知な人を騙す口実かと思っています。
中間層を支援内需の活性化を実現したいのなら、インボイスも検討視野に入れてもらいたいですけどね!
3、『「他方で、消費税は『税収が景気や人口構成の変化に左右されにくく、安定している』『現役世代などの特定の層に負担が集中することがない』などの特徴を有しており、社会保障の財源として活用され、社会保障給付というかたちで家計に還元されていることにも留意をすべきです」とも発言し、あまり乗り気ではない姿勢を見せた。』「消費税は商品やサービスに一律に課税されるため、所得に関わらず消費額に対して同じ税率が適用されます。しかし、低所得者ほど収入に占める生活必需品への支出割合が高いため、結果として所得に対する消費税の負担割合が大きくなります。例えば、年収400万円の人が食料品に年間80万円を支出した場合の消費税負担割合は1.6%ですが、年収1,200万円の人が同じく80万円を食料品に支出した場合の負担割合は約0.53%となり、高所得者の方が負担割合が低くなります。」消費税は逆進性が高いのにね。
4、40年大手小売業に勤め今は小売り業で、簡単なアルバイトをしている者ですが、レジシステムは一週間前から様々な事前準備をしていれば、一晩で簡単に変えられます。
ましてや消費税ゼロにするのはもっと簡単です。過去消費税無しから、初めて3%を導入した時もレジ事態は一晩で完了しました。それまでの告知や、従業員への周知徹底などには1週間の下準備が入りました。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7ab8eddd042120a139b7cc4cba42fee8a93dc694,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]