ボディービル界のレジェンドである木沢大祐氏は、50歳で引退後もアンチドーピングを訴え続けています。マレーシアで開催されたジュニアのアジア選手権で、筋肉増強剤の使用が広まっている現状を目撃したことから、競技の不公平性を痛感。その後も日本国内のボディービル大会で、筋肉増強剤使用が横行していると感じ、自らは薬に頼らずナチュラルに競技を続けてきました。
美容外科に併設された筋肉増強外来が広がり、「病院でできるのなら」とドーピングが一般的になりつつある社会の問題を指摘し、引退後はナチュラルな筋肉の価値を広める活動を続けています。

現状、筋肉増強剤の使用がボディービル界のみならず一般の筋トレ愛好家にも広がっているという報告は無視できない問題です。木沢氏が指摘するように、美容外科での筋肉増強外来が人々に誤った安心感を与え、薬の使用を助長しているかもしれません。まずは、アンチドーピングの重要性を再認識し、地域社会やフィットネス業界全体での教育が必要。ジムやフィットネス施設でのアンチドーピング啓発活動の強化や、政府による厳格な規制が欠かせません。さらに、ナチュラルな筋肉育成を促進する環境づくりと、健全な競技の発展に向けた新たな大会ルールの制定も求められます。
道徳に基づいたスポーツ精神の復権が、真の競技価値を再構築する鍵となるでしょう。
ネットからのコメント
1、筋肉増強剤を使用すると確実に副作用が出る。ユーザは言わないだけで、その副作用との戦いみたいな側面がある。たまにいるけど、筋肉増強剤を長年使用しても、使用を中断すればまた健康体に戻ると勘違いしてる人たちがいる。それは完全な誤解。生涯に渡って消えない不可逆的な副作用は医学的に確認されてる。例えば心血管系の問題や肝機能障害など。他には体外からホルモンを摂取し続けることで、体自身のテストステロンなどのホルモン分泌能力が抑制されるなど。通常使用を止めると少しずつ機能が回復するケースが多いが、完全に回復しなかったケースも報告されてる。筋肉増強剤を使用したら、高確率で将来後悔することになる。
2、禁止してる大会にステロイド使って出場するのは許されない行為であるが、大会に出るわけてなければ自己責任の範疇だとは思う。良くないのは、ステロイドユーザーがインターネットに騙されやすい人たちに間違えた情報を伝えている事である。
ナチュラルとステロイドユーザーでは、食事管理やトレーニング方法が異なる。結果、体を壊したり怪我をさせているケースが多い。ステロイド使ってた人たちは、ステロイドを使ってた事を公言して情報発信すべきである。
3、ボディビルの世界はステロイドユーザーが多く、むしろナチュラルの方が少ないという異常な世界。もちろんオリンピアに身近な日本人が出るのを見たい気持ちもあるけど、ナチュラルの世界で一番になる事の方が遥かに尊い事だと思う。しかし自分だってやっぱり好きな選手は、昔の選手だけどケビン・レブローニだったりフレックス・ウィラーだったりショーン・レイだったりする。やっぱりボディビルは、スポーツというより見世物的な要素が強いだけに、観客は単純にデカいビックリ人間みたいなものを求める。ナチュラルでやっている選手は誇りを持って頑張っても、どうしても観客はデカい方を見たがる。だからナチュラル世界一を決める大会と、ミスターオリンピアだったら、みんなミスターオリンピアを見に行くだろう。そこが真剣にナチュラルで頑張っている選手と観客の乖離がある。
これはボディビルにおいて議論が尽きる事はないだろう…。
4、自分も木澤さんにトレーニング教えて貰ったことあります。仮にも10年近く筋トレしてたのですが、今までのはストレッチだね。と言うくらい追い込まれました笑限界以上まで追い込まれますが、理論的に教えてくださりました。ドーピングは月50-80万位かかるらしく、命も削るのでとても賛成できませんし、日本選手権に出る人の中では、薬使ってその位の筋肉なの?て思う人も居るみたいです
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1304a1e9804af747be2972b30ea766587eeac671,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]