事件概要:2025年8月2日、F1第14戦ハンガリーGPの予選で、フェラーリのルイス・ハミルトンがQ2で敗退し、12番手に終わった。ハミルトンは自己批判を繰り返し、「毎回、俺だ。俺は役立たずだ」と無線でつぶやいた。フェラーリの同僚シャルル・ルクレールは今季初、通算27回目のポールポジションを獲得したが、ハミルトンは過去8度優勝したハンガロリンクでも結果を残せなかった。
ハミルトンは、チームには問題がないとし、「ドライバーを代えるべきだろう」と述べた。今季、ハミルトンは表彰台に立てておらず、13戦でルクレールに2度しか勝てていない。
コメント:ハミルトンの自己批判とチームに対する不満は、その心情の深刻さを示しています。成功を収めたドライバーとして、自身のパフォーマンスに対するプレッシャーは計り知れません。しかし、その厳しい自己評価には、ただの感情の吐露にとどまらない要因も見え隠れしています。新しいチームに馴染む過程での困難や、期待に応えられないフラストレーションが原因の一端を担っているのでしょう。
こうした状況下で、彼の気持ちを無理に慰めるのではなく、むしろ次に向かって冷静に問題点を見極めることが大切です。まずはチームとの密なコミュニケーションを強化し、個々のドライバーとしてではなく、チーム全体のパフォーマンス向上に向けた取り組みを進めるべきです。
ハミルトンにとって重要なのは、自身の運転技術に自信を持ち、次の挑戦に向けて冷静さを保つこと。逆境から立ち直り、再び栄光を手にする力を信じることが求められます。
ネットからのコメント
1、ハミルトンはキャリアは長いですが、マクラーレンとメルセデスの2チームにしか在籍してませんでしたし、エンジン・PUに至ってはメルセデスのみの経験です。特定のチームと長く良好な関係を築けたからこそF1史に残る記録を打ち立てることができましたが、ハミルトンにとって良いマシン・良い体制が当たり前になっていて順応力を養われなかったのでしょうね。まぁその必要がなかったというか。一方、渡り鳥のアロンソは自分自身の能力を証明するために都度その場所で速さや強さ巧さを見せつけ順応性にも磨きが掛り今でもマシンがハマれば印象的な走りを見せます。それ故、タイトル争いには無縁な位置にずっと居ましたが。両極端な二人ですがどちらもまだまだ頑張って欲しいです。この元気のないハミルトンを見るとアロンソファンとしてはもどかしい。憎たらしく速いハミルトンを倒したいじゃないですか。
頑張れルイス!!
2、まさにペレスが味わってたのと同じ苦悩ですよね。同僚がポールポジションとっててマシンは良いのに、自分はこれだとほんとに精神的にきついと思う。特にハミルトンは何度も王者になってきた高いプライドもあるわけですから。
3、FPの時点でマクラーレンに次いでフェラーリが優勢だと思われたけど、まさかのルクレールがポールポジションだとは思わなかったし、ハミルトンがQ2敗退するなんてFPの時点では想像も付かなかった。しかもアントネッリがタイム取り消しにならなければアントネッリ以下なんて尚更。予選ではマクラーレンは順調だろうと思って、ルクレールに注目して観てたけど、Q2の1回目のアタックで苦戦してたのに、2回目のアタック直前にトラックエボリューションの事を考えれば適切なタイミングで出してくれ。って言うならまだしも大丈夫だから出来るだけ直ぐに出してくれ。って言ってたのも凄いな。って思ったし、Q3でもマクラーレンより前を走行してトップタイムを叩き出したのも凄かった。
4、来季からマシンが大きく変わるが、その分今年は各メーカーが一番成熟していて、マシンの性能差が少ない年。
それでもマクラーレンが一つ頭抜けているが、そこに同僚のルクレールがPP取得。彼はあっぱれだが、ハミルトンの気持ちは穏やかでは無いですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/80c4638fad43261660c9c4a9df6a0cb2e1b919ee,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]