NHK連続テレビ小説『あんぱん』が最終回まで残り6週となる中、視聴者から不満の声が相次いでいる。同作は国民的アニメ『それいけ!アンパンマン』の原作者・やなせたかし氏夫妻をモデルに、困難を乗り越えながら夫婦が絆を深めていく姿を描く物語。先日の放送回では物語の時間が7年進み、ヒロインの仕事の変化や子役の交代があったものの、展開が急ぎ足で進み、ナレーションに頼った説明が増加。
特に主人公・朝田のぶの見た目が「変化がなさすぎる」と批判され、視聴者は時代の流れやキャラクターの成長を感じにくいと指摘。また、前作『おむすび』と酷似しているとされ、駆け足なストーリー展開と不満足な結末への不安が広がっている。
物語の佳境に入るにつれ、『あんぱん』における構成上の問題が明らかになってきました。特に、時間経過の急激なジャンプによる整合性の欠如、そして主人公・朝田のぶのビジュアルにおける“変化のなさ”が、視聴者の不満を煽っています。これらは単なる演出ミスではなく、制作現場の計画不足が要因となっているように見えます。
まず、問題は制作過程における「時間管理」の欠如です。物語の大枠を考えるなら、キャラクターの成長や時代背景の変化を丁寧に表現すべきところ、終盤の駆け足展開により、多くの視聴者が物語に没入できなくなっています。
また、ビジュアルの変化が乏しいことで時代背景に説得力を欠き、物語のリアリティが失われています。この鋭い作品設定と主人公の成長をリアルに感じることが、視聴者の楽しみの一部であったはずです。
解決策としては以下の3点が考えられます。
キャラクターの年齢変化を外見だけでなく、言動や雰囲気に反映させる。短くとも時間経過に伴うエピソードを増やし、駆け足展開に歯止めをかける。制作段階で長期的なプロットを詳細に作り込み、各エピソードが明確な伏線を持つ構成にする。物語が持つ大きなテーマを伝えるためには、視聴者の不満を無視するべきではありません。「成長」を描く姿勢こそ、作品そのものにも必要なのではないでしょうか。このままでは『あんぱん』も逆に視聴者から放り投げられてしまう危機にあります。
ネットからのコメント
1、全然大丈夫ですあんぱん楽しんで観てますよ嵩は大器晩成型だからペースとしてはこんなものではと思ってますその他にも蘭子と八木さんもどうなるのか、ヤムさんは再びあんぱんを作るのか等々楽しみですよ放り投げラストは流石に無いと思う
2、おむすびは途中でリタイヤが、あんぱんはまだまだ面白いです。登場人物の描き方・演じ方が真面目なのもすごく好感度高いです。特にやないさん役の北村さんが陰キャでウジウジしてるのが人間臭くてすごく良い。助演男優賞というより、ほぼ主演男優賞かと。
3、「おむすび」との共通点はあまり感じないですが、これまでも歴史的有名人の奥様を主人公に据えた朝ドラでよくあるご主人の話の方に興味が引かれてしまう傾向が、ここに来て、崇さんの仕事が世に出始めてきたことで、強まっている感じはします。
4、第一話から変わらずずっと面白いです。最近は崇とのぶのやきもちとかのシーンもあってキュンとします。ドラマの世界とキャラクターが好きになったら何も起こらなくても面白いです。色々詰め込んだら冬ソナみたいになるやろ?あと少しでクライマックスなのがさみしいですよ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a184c257947c579d94cf5841216d17f4147471e5,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]