スペインのアリカンテ県グアルダマル・デル・セグラ市で、毒性を持つ海洋生物「ブルードラゴン」(アオミノウミウシ)が2匹発見され、21日に当局がビーチでの海水浴を全面禁止としました。これにより、赤色警報が発令され、違反者には罰金が科せられる可能性があります。ブルードラゴンはクラゲから得た毒を体内に蓄積し、触れると激痛や火傷のような感覚を引き起こすことがあります。
ホセ・ルイス・サエス市長は、その美しい見た目に反して非常に危険であり、発見時には素手での接触を避けるよう強く注意を促しています。当局は他の個体の漂着を警戒し、監視活動を続けています。
スペインのアリカンテ県で発見された危険な海洋生物「ブルードラゴン」に対する対応は重要な措置ですが、この問題の根底には環境保護と公共の安全の確保という重要な課題が潜んでいます。ブルードラゴンの発見に対する適切な措置が素早く行われた一方で、海洋生物の監視体制や専門家の意見反映がどの程度充実しているかが問われます。ビーチの利用者がより安全に楽しい時間を過ごすためには、監視体制の強化、海洋生物に関する教育プログラムの充実、そして市民への迅速な情報提供が必要です。自然の脅威は避けられないものですが、体制の不備や不十分な情報提供が未然に防げる事態を招くことがあります。
これからのアリカンテ県の海岸は、安全で安心して利用できる場所であるべきであり、そのための努力が必要です。
ネットからのコメント
1、>この生物に触れると、クラゲに刺されたような激しい痛みと焼けるような感覚を引き起こし、一部のケースでは痛みが3時間以上続くこともあるという。この程度のが2匹発見された程度でも>当局が海水浴の全面禁止を決定したスペイン。一方、登山道の近くでヒグマが何度も目撃され、付きまとわれた報告すらあるのにフリーパスで人身被害をだした日本。判断力が乏しいのか、責任回避が最重要課題なのか、観光業界に忖度し過ぎなのか。
2、初めて知ったが、海水浴を楽しんでる人たちがこの生物の事を知っているのだろうか?サメは危険と言う事は周知されてるだろうがまだまだ知らない危険な生物がいることに改めて自然の怖さを知った。
3、ウミウシを最初に見たのは中学生の頃で、学校から訪れた漁港でした。魚に詳しい女の子が教えてくれたのですが、写真のような綺麗なウミウシではなかったです。ウミウシもかなりの種類があると聞いたことはありますが、あれから何十年、実物を見た記憶がないです。
この綺麗なブルードラゴンのようなウミウシなら近寄ってしまいそう。
4、写真では時々見かけるなぁ。毒があるんだね。なるほど。万が一、海で見かけても触らないようにしなければ。というか、これは、ライフセイバーがいればその人たちや、最悪行政なりに報告する方がいいんでしょうかね。カツオノエボシ発見時くらいの対応はした方がよいのかもしれませんな。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/074a006d04f41a8fc74dab640ea86f99291f7244,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]