中日・井上監督は、17日にバンテリンドームナゴヤで開催された試合で、左打者9人の異例のスターティングオーダーを組んだ。この試合では、DeNAの先発投手である藤浪選手の制球難に備え、右打者である細川や山本をベンチスタートにし、出場選手すべてを左打者にするという策をとった。戦術の背景には、選手の負傷リスクを避けたいとの考えがあり、井上監督は「けが人を出したくない」と述べたが、結果として試合は4対5で中日が敗れる形となった。

井上監督の試合運営に対する批判の声は避けられない。特にプロのスポーツ界において、安全対策は重要だが、目の前の試合で勝利を狙う戦略はもっと俊敏に対応する必要がある。藤浪投手の制球難に対する左打者の大量投入は、短期的な解決策でしかなく、その場の安全を確保する以上の改善が求められる。本質的には、選手を不安にさせない環境整備が必要だが、戦術の選択は監督の責任である。また、リーグ全体で藤浪選手への対策を考慮することが望ましく、個々のチームが消極的な対処法を取りすぎるとスポーツの魅力が減少する恐れがある。改善策として、藤浪選手の制球練習の強化が急務であり、またリーグ全体での討論も欠かせない。さらに、監督や選手自身がもっと積極的にリスクマネジメントに取り組むことで、安全と競技性を両立させる道が開かれるだろう。

スポーツ界の使命は競技の魅力の維持にある。このような策により、今後の試合はプライドと勝利を両立させながらも選手に安心感を与え続けるだろう。

ネットからのコメント

1、普通に藤浪と関係のないところで力負けしました。この３タテで今シーズン８割くらいＢクラスに決まったようなものです。今日の試合、どちらかと言うと被害者側の話でしたが、終わってみればドラゴンズ側が同じ打者に２回当ててしまいました。それで勝ち運が逃げていきましたね。残り試合、どこかでチームが爆発的に躍動する可能性もゼロではないですが、正直厳しいですね。

2、藤浪対策でスタメン大幅入れ替えの結果、細川や山本の打席数が減ってしまったただ、2回もツーストライクからバスターさせる、藤浪降板後も宇佐美や駿太を使い続けたり、ワンアウト満塁から無得点など、采配のせいで負けた感が強い。相手のミスから特点したのに、勝てる試合を落としているようじゃ、Aクラスは狙えないホーム３連戦でこんな試合見せて、満員のファンに対してどう思うのか

3、言いたい事は良く理解はしているが、最後まで駿太を使ったり、梅野に回跨ぎさせたりと本当に勝つための起用をしていたのかは、甚だ疑問です。

藤浪が代わった時点で細川に代えたり、満塁で鵜飼に代えたりなどの考えはなかったのでしょうか？12回表もあと2人ピッチャーが残っていて、もちろんまだまだ経験不足は否めませんが、それでも1軍の控えに置いてるんであれば、結果がどうであれ最初から近藤に代えていても、それで打たれた方がファンはまだ納得したのではないかと思うのですがいかがなんでしょうかね。

4、本拠地で３連敗、うち延長負け２度で監督はイライラしてるみたいだが、結局は弱いから負けてるだけだろう。競った展開に弱すぎだし。それ言ったら松葉が蝦名に２度ぶつけて険悪なムードになりかけたからな。