10月12日、中国駐日本国大使館はXにて、中国が日本への渡航自粛を求めたのは、立て続けに地震が発生しているためであると主張しました。この言及には、地震による負傷者や避難者の存在を挙げ、中国政府の対応は国民の安全を守るための当然の行動だとしています。しかし、日本側では渡航自粛が経済制裁の一環との受け止めが強く、ネット上には「地震を理由にしている」「被災者への配慮がない」といった批判的なコメントが相次いでいます。

中国大使館の発表は、問題をすり替えているという点で批判に値します。日本への渡航自粛を事実上の経済制裁と捉える意見が多い中、地震を理由にした説明は多くの人々の不信感を招いています。この問題の本質は、外交的な緊張を地震という自然災害にすり替えることで、本来の政治的意図を隠そうとしている点にあります。安全を理由にする姿勢は、他国に対する配慮を欠いた行動として批判されるべきです。

改善にはまず、透明性の確保が必要です。地震の発生状況や具体的な被害を双方の政府でしっかりと共有し、情報に基づいた世界的な安全基準に従うことが求められます。次に、外交問題と自然災害を混同せず、独立した対応が必要です。最後に、相手国の状況を理解し、共通の課題として協力関係を築く姿勢が重要です。

外交は信頼の上に成り立つものです。

理不尽な制裁のような措置は、長期的な友好関係の構築を妨げるだけでなく、双方にとっての利益を蝕むことになります。

ネットからのコメント

1、外交摩擦の直後に渡航自粛を出しておきながら、批判が集まると理由を「地震」にすり替える。これは安全配慮ではなく、説明の後付けにしか見えません。人道を盾に政治的圧力を正当化するやり方こそ、最も不誠実な外交です。日本側も感情的に反応して荒れるだけでは、中国の情報戦に乗せられるだけ。冷静で大人な対応こそ、幼稚な情報戦とのコントラストをはっきりさせ、「おかしいのはどちらか」がはっきりするでしょう。

2、中国という国がどんな国なのか、親中派の人たちも見直すきっかけになったのではないでしょうか。そしてこの見出しも高市首相が悪いことをしたかのように錯覚させている。　本当に日本人として何が正しいのか、どうすればこれから良くなるのか、この平和で素晴らしい日本を守るためにはどうすればいいのかを一人一人が考えていかなければなりません。

3、自国民の安全を第一に考えるという理由としては正しいのかもしれませんが、冒頭に｢お見舞い申し上げます｣等の被災地及び被災者への一言があるべきかと思います。

日本人が｢外交問題をすり替えている｣と受け取っても仕方の無いことかと思います。

4、大使館の役目って、相手国政府との外交交渉や自国民の保護（ビザ発給、緊急支援）、相手国の政策の紹介（広報文化活動）、経済・開発協力の推進など大使館の仕事って相手国あってで、基本尊重し合わないと成り立たない仕事だと思うんだけどね本国の意向かもしれないが、相手国にこんだけ、文句言ってヘイト稼いで、出鱈目（サンフランシスコ平和条約破棄）やって問題ないのか？いや恥ずかしくないのかと中国の外交官レベルが急激に下がったのか習近平がトップになって幼稚になったのかどちらなんでしょうね？