『坂上どうぶつ王国』の12月5日の放送で、猫目線カメラによる外飼い猫の生活密着企画が物議を醸しました。この企画では、家では臆病な猫が野外では他の猫と喧嘩し、他の家で可愛がられる様子が放送されましたが、SNS上では外飼いの危険性について批判の声が相次ぎました。外飼い猫は交通事故や感染症のリスクが高く、環境省も室内での飼育を推奨しており、フジテレビも視聴者の意見を今後の番組制作に生かすとコメントしています。

この放送の内容は、動物の飼育に対する無責任さを露呈しています。猫の外飼いは、交通事故や感染症の危険性を伴い、動物福祉の観点からも問題視されるべきです。特に、猫エイズや猫白血病といった深刻な病のリスクは看過されがちですが、実際の感染経路を考慮すると極めて重要です。このような背景にもかかわらず、番組は外飼いの状況をおもしろおかしく取り上げただけで、リスクへの具体的な対策には触れませんでした。まず、番組制作の際には動物の健康と安全を第一に考え、視聴者に正しい知識を提供する責任があります。放送内容をより教育的なものにするためには、外飼いのデメリットを視覚的に示すセグメントを加えること、保護団体や専門家の意見を交えたディスカッションを行うこと、さらには視聴者からの意見を積極的に反映するシステムの導入が求められます。
笑いと感動だけでなく、視聴者の動物に対する理解を深める手助けをすることこそが、番組制作の本来の役割です。
ネットからのコメント
1、確かに猫の安全、健康を考えれば完全室内飼いが理想なのですが、保護猫でしかも成猫となると完全室内飼いがどうしても無理な個体もでてきますよね。室内飼いが心身的ストレスになる猫もいます。番組で取り上げられている猫はそんな子達でしょう?そのあたりの状況を理解した上で観られないのなら、番組を観ないほうが良いのではと思います。
2、どうなんだろう?保護活動を通して犬や猫の幸せを考えてるわけじゃん?その為に広い庭付きの家を買ったり、会社を立ち上げたり、様々な活動をしてるのに、何もやらない人が単に否定的なのは違うと思う。私は坂上家を支持します。
3、坂上どうぶつ王国を観て多々勉強になる事が沢山あります。外飼いでも時々隙あらば外に出て中々帰っって来ない猫や地域猫の行動に興味があったので GPS付けての猫の行動にびっくりしましたが そもそも 地域猫で保護して室内で飼っていると猫にもよると思いますがストレスが発散されて気分が良いのだろうなぁと思いました。
が病気を考えると ネズミや蛇 鳥 トカゲを咥えていると人間への病気の感染も心配になるし 怪我して来ると猫への病気の感染も心配になるし 坂上さんの番組では今後どのような飼い方したら良いか気付くこともあると思うので批判するべきものでないと思います。猫が好きで心配してる方々の指摘だと思いますが。
4、テレビ番組として観ている分には、猫目線には興味もあるし面白いと思う。ただやっぱり猫を飼った事がある身としては、保健所でも猫を外飼いしないよう常日頃から言ってるはずなんだけどという疑問はあった。そんな中でも番組を観ているとやっぱり外飼いしてる人は多いんだなという印象。本当に外飼いしないよう保健所などが推奨してるならそういう企画はしない方が良いかも。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9032b97e635064bb505f76dcb70e185403332b7b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]