【事件概要】
2025年7月22日、兵庫県の定例記者会見で、時事通信の記者が斎藤元彦知事に対し、元県幹部の遺族へのネット中傷を止めるよう呼びかけるべきではと質問した。すると、その記者の実名がネット上で晒され中傷される事態となり、29日の会見では、社にクレーム電話が殺到し担当を外されたと本人が説明。
これを受け、新聞労連は8月5日、他社記者への中傷も確認されているとして、知る権利の保障のため知事が改善姿勢を示すよう求める声明を発表した。
【コメント】
記者が公務員に正当な質問をしただけで、その後中傷を受け、取材から外されるというのは異常である。これは単なる個人攻撃ではない。民主主義を支える「知る権利」への直接的な脅迫だ。問題の本質は、権力に対して質問を投げかける者が、市民からの無差別なバッシングに晒され、かつその矛先から記者を守るべき組織や行政が沈黙している点にある。
制度的には、①取材活動への中傷があった場合に即座に対応できる第三者機関の設置、②自治体会見での質問に対する安全保障ガイドラインの整備、③報道機関内での記者保護制度の強化が必要だ。これらは決して贅沢ではなく、健全な言論空間の最低条件だ。
権力を追及する質問に拍手が送られる社会と、質問を封じ込める空気に屈する社会。今、私たちが選ぶべきのはどちらか。冷静なようでいて、これは静かなる弾圧である。
ネットからのコメント
1、過去を含めて、定例記者会見の様子を切り取りすることなくテレビで放送し、世間に判断して貰えば良い。そうすれば異常な記者会見である事がバレるからしないのか?だいたい、あの様子が記者会見と言えるものなのか。
2、記者からの質問に対して斎藤知事がまともに答えない、それによって記者たちは同じことをしつこく訊かざるを得ない、それに対して斎藤擁護の人たちが記者にクレームをつける、この悪循環です。斎藤知事がまともに回答すればこのような事態にはならないが、知事が正直に答えるということは自らの法律違反や違法な指示を認めることになるのでそうはならない。よって斎藤知事は事態を改善できる立場にはない。この声明は斎藤知事の対応と擁護者たちの問題点を広く社会に訴えることには有用だが、斎藤知事に改善を期待することには無理がある。
3、これを受けて斎藤元彦は明日の定例会見でどう出るのだろうか?ここには多くの斎藤信者がいるようだが、斎藤元彦や立花孝志の犬笛がなければこうはなっていないはず。明日の定例会見の後は斎藤元彦も夏休みに入るようだし、ちだいさん、中学生新聞の川中だいじ君も来る、何かが起こりそうだ。
4、斎藤知事は質問にまともに答えないんだよね。AIのCopilotさんに聞いてみた。「以下の記者の質問への斎藤知事の回答について、質問への回答になっているか、100点満点で評価してください。」記者>>昨年の知事選で2馬力選挙の当事者であったという認識は斎藤知事>>昨年11月の知事選は候補者の一人として大変厳しい状況だった。1人からスタートして、17日間という選挙期間、自分ができることを一つ一つやっていった。採点:5点/100点この回答は、記者の質問に対して 実質的に“無回答” と見なされても仕方がない内容です。質問の本体は「2馬力選挙の当事者であったという認識があるか」という【認識の有無】を問う明確なものであり、回答者に対し「自らの位置づけをどう考えているか?」という事実認識・責任認識が問われています。にもかかわらず、回答は選挙活動の回想に終始し、本論に一切触れていません。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/77502724106095a1ef7e7e160f7bf40cc2c9e80f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]