事件概要:2025年8月5日、阪神タイガースはプロ9年目の捕手・長坂拳弥を1軍に昇格させ、5年目の捕手・栄枝裕貴を登録抹消しました。今季、坂本誠志郎(76試合)と梅野隆太郎(34試合)が主に捕手を務め、坂本は特に好調です。しかし、坂本(32歳)と梅野(34歳)の年齢を考慮し、若手捕手の育成が必要とされています。栄枝は藤川監督と同郷であり、先輩捕手から学ぶことが期待されていましたが、7月31日の広島戦での成績不振が原因で抹消されました。
阪神は第3捕手問題を抱えており、この課題の解決が今後の注目点となります。
コメント:現在、阪神が抱える「第3捕手問題」は単なる選手起用の問題ではなく、チームの未来に直結する重要な課題です。捕手はその守備力だけでなく、試合を組み立てるリーダーシップも求められるポジション。坂本と梅野の年齢を考慮すれば、若手捕手の育成は急務です。しかし、栄枝の成績不振は必然的な結果とも言えます。現状の育成システムは、十分な実戦経験を提供できていない可能性が高く、将来的な選手層の強化には、そのシステム自体の見直しが必要です。
まず、若手捕手への経験機会を増やすため、より多くの試合で実戦に投入することが求められます。次に、コーチ陣が捕手特有のリーダーシップや判断力を育成するプログラムを整備することが重要です。
さらに、1軍での実戦経験だけでなく、精神面での強化も進める必要があります。今後、藤川監督がこの問題にどう向き合い、解決策を実行に移していくかに注目したいところです。
ネットからのコメント
1、第3捕手と見込んでいた榮枝捕手はわずかなチャンスをモノにすることはできなかった、再びファームでマスクを被って実戦勘を養ってもらうしかなさそう。ただ、ファームで最も先発マスクを被っているのが長坂捕手だったことが、厳しい台所事情を示している。もう少し若手捕手の台頭がほしい。
2、比較的めどが立っていた小幡でショートの世代交代はなんとかなったがやはり大半なのはキャッチャー。なんせまず候補から育てないといけない。枠を使って栄枝を帯同させても成果は薄かった。やはり負け試合からでいいので試合に出すことが大切になってくる。ただ、長坂も決してもう若い選手ではない以上は今年のその場しのぎで、やるなら次の若手となる。栄枝をもう一度頑張らせるか、現状野手として一軍にいる中川か、来年の嶋村も含めたファーム組の誰かか、ドラフトでとる誰かか。5〜6年前の坂本のように、どのみち我慢の育成が必要です。
3、阪神はちゃんと一年目から上で使いたくなるような捕手を指名しないと。今までの指名が小粒ばかりで、「まあ2軍でゆっくり経験積ませようか」てやってるうちに1軍レベルが誰もいないという状態。DeNAの松尾やロッテの寺地みたいに、主戦でなくとも1軍で試合数を与えてあげたい、と思える捕手を上位でとりにいかないと。小島大河はぜひとりに行ってほしい。
4、坂本にしたって台頭してきたのは30になってから。それ以前は2割打てない第三捕手だった。でも、今があるのはそういう下積みがあるからだと思うんだよな。榮枝もこれまでの経験を無駄にせず頑張ってほしい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d5619e0a427fa429190d5906ac393c67a664c1a7,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]