7月20日の参院選で参政党が14議席を獲得し、「最大の勝者」となった。米欧メディアは同党を「極右」と報じ、排外主義的スローガン「日本人ファースト」を警戒。ロイターは17日に、参政党の勢力拡大を予測し、21日には欧州右派政党との類似性や、トランプ前大統領に影響を受けた神谷代表の姿勢を分析した。参政党は移民問題を重視し、「移民の静かな侵略」に警告を発していると伝えられる。
25日の記事では、欧州極右の成功を模倣する可能性にも言及された。
日本の民主主義において、特定の民族や国籍を強調するスローガンが票を集める現実は、極めて危うい兆候です。問題の本質は、社会不安や情報の偏りを背景に、移民や外国人を「脅威」とする物語が簡単に広がる制度的脆弱性にあります。透明な情報提供とメディアリテラシー教育の欠如が、排外的言説を増幅させています。解決策として、①移民政策に関する事実ベースの情報公開、②学校教育での批判的思考と多文化理解の強化、③SNS上のフェイクニュース対策の徹底が必要です。政治は「恐怖で票を取る競技」ではなく、共生のビジョンを示す場であるべきです。恐怖を煽る政治が一時的な喝采を得ても、社会の分断と孤立を深めるだけです。
ネットからのコメント
1、「日本人ファーストはグローバリズムに抵抗することで日本人の生活を再建することを意図した表現」⇒ その通りです。
外国人を排除するではなく、あまりにも日本人を無視した政治に対抗する勢力が参政党です。神谷氏は海外の保守政党との連携も視野に入れており、果たして極右と表される勢力が今後どのように台頭するか見守りたいと思います。いずれにしてもこうした勢力が政治を席巻するようになっているのは、民意であり、これを止めることは困難でしょう。
2、新しい政党ばかり攻撃するけど、何故彼らの政党が台頭してきたのか、既存政党が全く魅力がないからですよね。特に長年に渡って政権政党だった、自民党の凋落ぶりが酷いからですよね。経済政策の失敗により、多くの国民の収入が増えない中で物価上昇したからに他ならないですよね。批判ばかりしているメディアも大きなものに巻かれていて批判される対象ですよ。
3、欧州では各地で「自国第一主義」「反移民・難民」などを掲げる右派勢力の拡大が顕著になっている。既にイタリア、スウェーデン、フィンランド、ハンガリーで右派が政権に参加。また、フランスやドイツ、ベルギーなどでも右派への支持が高まっている。移民受け入れた欧州が無茶苦茶になり「反移民・難民」になってる。
日本人も危機感持って当たり前だ。
4、極左から見れば、中道左派も立派な右寄りです。新興政党の参政党は色々言われていますが、まだ未知数でこれからの政党ですので、数年経て見極めましょう。参政党に投票した人も「やっぱり思っていたのと違う」と判断したら、次回以降の選挙で投票しなければいいのです。それよりも、私は外国人との共生を標榜し、どんな外国人でもウェルカム姿勢で、かつ外国人参政権を目論む立憲、共産、社民の方が余程日本にとって危険と認識しています。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/0397aa9b7d35635851013ea717104892e153a25b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]